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2018年野辺山ウルトラマラソン 第三話「すべてはこの時の為に」 [野辺山ウルトラマラソン]

八峰の湯エイドで座って景色を眺めながら補給をしつつ(ここから見る景色は最高です)、水で濡らしたジプシーカバーを被って、50kmの小海公民館に向けてスタートします!

少し暑さを感じますが、去年と比べたら、マシなもんです。
もっと言えば先日の富士五湖のが暑く感じました。。

この日は、気温があまり上がらないということだったので、チリーパッドはザックに入れませんでした。ジプシーカバーを濡らして頭と首を冷やすので十分と判断しました。。

途中途中で暑さを感じたら、先日買ったフラスクに入れた水で口を漱いだり、頭にチョロチョロかけて進んで行きます。。

下りで快調に進んで行くのですが、どうもハムが23kmあたりからよからぬ兆候を出してきています。

あ、「攣りそう」ってやつです(;^_^A

途中、公衆トイレの所でトイレに並ぶ際に、この日二つ目の芍薬甘草湯を投入!

とっても快調に走っていましたが途中踏切に引っかかり休憩。

結構長く待ちましたが、座ってゆっくり出来たので良しとします♪

それにしても小海線・・・・しぶい。

いつも野辺山に出る際、、、、と、いうか他の大会でも単調なロードだったり、ずっと先が見渡せる所で集中力が切れてしまう弱点があって、そこを補強出来ないか、ということでこの半年間、通勤ランであえて遠回りして国道を延々と5km南下するコースとか、10km134号線を延々と走るコースとかを走ってきました。

ゆっくりペースでしか走ってこなかったことで謎の心肺劣化を引き起こしましたが、このあたりから滝見の湯までは本当、この単調コース通勤ランが効きました♪

このへんで「42km前とは走りが別人じゃないの?よかったじゃん!どーしたの?」と奥さんからの野次が飛んできます。
後ろは振り返りませんが、声のトーン的に、安心しているご様子でした(;^_^A

・・・・だから、これは想定通りなんだって。行くよ行くよ!!

50kmの関門も無事到着!

ここは楽しいそばエイドなんですが、僕は小麦アレルギーで食べれない(そばも十割そば以外は小麦が使われているそうです)ので、そそくさとエイドを後にして行きます。

ここから59kmの折り返しまではゆるやかに登るゾーン。
無理な所は歩きますが、基本がんばって走ります。。

去年よりマシとはいえ、暑さも少し感じたり、疲労も感じたりするもののなんとか進んでいけています。

この辺の、暑さや疲れや単調さや、、、そういったものへの対応方法の調査や鍛錬は本当色々調べてこの一年、やってきました。望んだレベルまで引き上げることはできなかったものの、成果は出ていると感じつつ走っていけました♪


そしてついに59kmの折り返し地点到着!

水を被り体を冷やして、エイドのバナナ、持参のソイジョイとハッピーターン、粉飴ジェル、メダリストの粉を腹に入れ、速攻でリスタート!!

エイド滞在時間の短縮も本当に上手く行えています。
巡航速度が遅いので、本当エイド滞在時間の短縮は重要になってきます。
かといって、補給と体の冷却は疎かに出来ないので、、、、スピーディにスピーディに。

ここから、71kmの滝見の湯まではスライド区間で知り合いのランナーさんを探していたことと応援がありがたかったこと以外はあまり覚えていませんが、とにかく走りました!

「すべてはこの時の為に」と念じて走っていました。

ちなみにこの時奥さんは「ヤングマン」が脳内で無限エンドレスだったようで、後ろから「ねぇ、ヤングマンが脳内で止まらないんだけど」と言ってきて、笑わしてもらいました。
「追悼ランだな!」と返事してスタスタ走っていたのですが、今度は僕の脳内が「情熱の嵐」になってしまい・・・・静かだけど賑やかな脳内で走って行っておりました・・・!

話を戻して、この日の体調と(高地であることで心肺がいつもよりきつい)、反抗的になりつつ脚、、、を勘案すると馬越峠の登りと、90km地点以降の大きな登りは走ることが厳しい・・・・と判断を下していました。

それでも登りを走らないと間に合わないのであればトライしますが、おそらくスピードが出ないのに脚が攣るという事態に陥る可能性が高い、、、、ので、滝見の湯までのこの区間が勝負の区間と考えていました。

情熱の嵐・・・・のような完走に対する熱いパッションを持ちつつも、冷静に自分の状況を判断してゴールへ進んでいくことが要求されてきます。。

そんな中でも、ここは限られた資源(=走る力)を惜しまず投入する所だ!!

と、進んで行きます。。

スライド区間を終え、ゆるやかな登りを進み、時々歩いて、ついに、ついに、滝見の湯に着きました!!

滝見の湯に近づくにつれて、応援の方が増えてきて、賑やかになってくる感じ、大好きです♪

ほぼここまでは描いたギリ完走のシナリオ通り!

去年、リタイアを決めた場所を越えて、2016年大会以来の馬越峠!

最後の戦いに挑みます!

2018年野辺山ウルトラマラソン 最終話「1年と13時間55分位のゴール!」に続く。

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2018年野辺山ウルトラマラソン 第二話「野辺山、怒涛の先制パンチを繰り出す」 [野辺山ウルトラマラソン]

「野辺山に・・・心臓を捧げよ!!」

最近進撃の巨人をようやく最新刊まで読んだ僕はそんな叫びをあげることもなくテクテク進んでいきます。

今年のあのお兄さんはブルゾンちえみか・・・・。
毎年何かのコスプレをして一日応援してくれるお兄さん。
毎年見かけてハイタッチしてもらって元気を頂いております♪

この日は、結構寒くて、手袋・ポケッタブルパーカ・アームカバー、、、と防寒対策をガッツリめに。

最初の5kmはフラットな感じだけど、そこからコース最高点までは登っていく感じだよな・・・。
少し登り勾配になった所で、ジェルを摂りました。
この日は、前半から積極的に補給をしていきました。
今までのウルトラでどうも42kmにつくくらいまでの前半戦が辛く感じることが多く、それの原因て補給不足では?と思う所があったので前半からガンガン行きました。
・・・多分、これはよかったのではないかと思いました(;^_^A

本当、空気が澄んでて景色もきれいです。

4年連続で来ていると、なんとなく覚えてしまいますがいつも感激です♪

いつもの牛がいる牧場は牛がいなくなっていて少し寂しい気持ちになりました・・・・。。

まぁ、変わらないものなんてないわな・・・・。

そんなで林道に向けて斜度が上がってくるにつれて僕の息が上がってきます。。

きたきたきた!まず一発目のパンチ。

しかしこれは想定内。

謎の心肺劣化状態の僕では、標高1300mを超えた所ではまずろくに走れないはず。
むしろそこで無理したら、後で高利息を支払う羽目になること間違いなし!!
なので、1時間10分以内での10km通過を目指して、無理せず進んでいきます。。

林道に入り、登りが本格的になり、景色を楽しみつつ登山モードに入る僕に、後ろからプレッシャーが・・・・(;^_^A

「ねぇ、23kmの関門は閉鎖何分前に通るの?」
「ねぇ、八峰の湯(42km)には5時間くらいでつかないときついよ」

と、ドライブレコーダーが僕のケツについていたら撮影して当局に届けてやろうかという位のあおりが・・・・。

「だから・・・お前と俺じゃ何度も何度も言っているけど、現状の走力が違うの!」
「俺は今歩いているけど、これでもこんなにゼーハー言っている、これで無理したら走るべき時に走れないよ」

まぁ奥さんからしたら、去年までは自分が坂走れなくて、僕が待つパターンが多かったので現在の反対パターンにギャップを感じるんでしょうね・・・。実際帰りの車でそう言っていました。

「まぁとにかく不安なら先行っていいよ!俺は俺のペースで行くし。それしかできねーし」

と、コース最高点に到着するころには、キューバ危機ばりの緊張感がこばすけ家夫婦に立ち込めていました(;^_^A
これもある意味最高点だったかもしれません(笑)

これも、進撃の巨人のリヴァイ兵長みたく、「悔いのない選択をしろ・・・・どっちが正しいなんて俺にはわからないからな・・・・」と言ってやろうかと思いましたが奥さんは進撃の巨人読んでいないので自粛しました。

まぁ確かに奥さんが焦るのも、無理はないです。

こばすけ家伝説となっている、初野辺山、制限時間3分前ゴールの時と同じくらいか下回るペースで八峰の湯に到着するペースで進んでいるので・・・・(;^_^A

僕のプランとしては、こうなのです。

劣化しまくりの心肺で、標高1300m以上の所の登りで無理はしたくないのでそこはセーブして標高が1000m付近になってからが緩やかな登りとかも走って巻き返していく・・・というプランで、各関門には45分前の突破を目安に進んでいき、あわよくば各関門に対しての貯金を少しづつしていき最終関門の川上村原公民館を17:15前後に出発出来れば最高というシナリオを描いていました。

このプランだと、かなりの不安を負います。

なんせ、こばすけ家の過去の戦績だと、50kmの小海公民館から、71kmの滝見の湯までがとにかく激しく潰れています。
僕のプランでは、まさにこの過去3年間の鬼門となっている所で、完走に対しての貯金を生み出そうということを考えています。この辺、標高が下がるから走りやすいはずと考えました。
しかしここで潰れて川上村原公民館の出発時間が遅くなると阿鼻叫喚間違いなしなのです。
あそこのラスト13kmはマジで恐ろしい。
だから、前半から貯金を作りたい奥さんの気持ちはもっともなのです。。

うちの奥さんは、このプランと、この現在のペースでは完走は厳しいとこの時点で思っていたそうです。
このプランについては、後日「走ることはともかく、あの計画性はすごいわ」と褒めているのかけなしているのかわからないお言葉を頂きました(;^_^A

そんなプランを胸に、コース最高地点からは下り下り~!!

時々石を踏んで、足首をぐねり痛みが走りますが、気のせい気のせいと進んでいきます!
今回この足首ぐねりも何回もやり、精神を削られました(;^_^A

空気の薄さ、激しい登り、石、不整地、煽り族と化した奥さん、キレる僕・・・・

野辺山からの先制パンチの連続で、23kmの第一関門に着くころにはもうお腹いっぱいでした(;^_^A

ここで、一度シューズを脱いで、シューズの中の砂と、ソールに挟まりまくった石を取り除きます。。
旧型クラウドは、やっぱり林道トレイルだと石が大漁でした。
ちなみにクラウドフラッシュを履いていた奥さんは全く挟まりませんでした♪

この辺りでは、手がかじかんでもうどうにもならなかったです。

陽が当たると暑さを感じるのですが、風が当たると冷たい、、、、となんとも不思議な感じで、ポケッタブルパーカを脱いだあとも、手袋は稲子湯の手前までつけたまま進んでいきました。

「さ、稲子湯行くか!!」と第一関門出発。

下りは、今までの登りで歩いた分を取り返すために走ります。
だいぶ気温も上がってきました♪

稲子湯の手前で手袋を取ったら、手がすごいむくんでいてびっくりしました(;^_^A
確かこのあたりでアームカバーも外した気がします。。

稲子湯エイドでは、果物やら色々頂いて、ここで初めてジプシーカバーを濡らして頭を冷やし始めました。やっぱり連続して走っていると暑さを少しですが感じてきます。

でも、去年より遥かにマシです。

ここも最短で後にして、稲子湯エイド直後の登りを歩いているとクラウドを履いた応援の方から「お、Onコンビですね!!」と声を掛けて頂き、元気もらいます!
奥さんと、「ワラーチ以外の履物で声掛けられるなんてびっくりだね~!」と話しつつ進んでいきます・・・・!

登りを終えると、そこから42km地点の八峰の湯までは下り基調!
行くしかない!!

・・・・ということで進んでいきます。

いつもの芝生の歩道をスタスタ進んでいき、、、いい天気です。
しかも標高が下がるにつれて、心肺は楽になっているような気がします!

そんなこんなで想像以上にうまく進められているようで、八峰の湯には予定より早く到着することが出来ました!

雄大な景色を眺めながら水を被り、フルーツを食べてジェルを摂り、僕の中でこの日の一つの山場と決めている滝見の湯までの戦いに向かいます!


2018年野辺山ウルトラマラソン 第三話「すべてはこの時の為に」に続く。
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2018年野辺山ウルトラマラソン 第一話「スタート前に決めたこと」 [野辺山ウルトラマラソン]

・・・・一年前。

まだ制限時間を残して、馬越峠の手前でリタイアしました。

すごくつらかった。今思い出しても、恐怖を感じるくらいにつらかった。
実際、その後の奥武蔵ウルトラも、日光ウルトラも怖さを感じながら走りました。

そんなつらさに負けて、打ちのめされて上記の後悔しまくりの選択をしました。

この時の、自分の可能性を信じなかった感じ。
自分で自分を見限った感じ。

もっともらしい言い訳をすぐに思いつく饒舌な自分に本当に悔しい気持ちになりました。

大会のルールで、「もう制限時間だから終わりね」といわれるまでは戦う。

自分を信じる。信じぬく。

これだけは、守らないとどんな結果であれ本当につらい。この後悔して過ごす一年はつらかった。

この一年。

ランニングを始めてまだ6年とかですが、一番走りました。
走ると同時に自分の弱さとも向き合いました。

少しは強くなり、速くなったつもりでいました。

・・・・ですが、野辺山が近づくにつれどんどん不安が大きくなっていきました。

大山登山マラソン・・・・まさかの登山道前に歩き・・・・。

チャレンジ富士五湖・・・・心肺の劣化をガチで感じる。脚もなんか攣るし。去年より遅いし。

やってきたことが間違っていたのか。

過ぎてしまった時間は戻りませんが、気が付いたら自分と自分のやってきたことに疑問符をつけまくっている自分がいました。

そんなでモヤモヤした感じで、一週間前、数日前と過ごしていき、開き直りました。

どんな自分であれ、今の自分のベストを出す。

今回の野辺山リベンジに向けての自分の感情をよーく観察すると、「去年の野辺山を完走出来なかったこと」より「去年の野辺山で自分を見限り、完走をあきらめたこと」が悔しいのだということがわかっていたので、そこをなんとかすることだと思いました。

「今の自分のベストを尽くし、あきらめない」

これが、このフレーズこそこの日に脳内で唱えまくった言葉でした。

そんなで前日は午前中仕事をし、夕方~夜仮眠して22時過ぎに出発!!

途中、長坂ICで高速おりてすぐに鹿と遭遇!!

市街地に、しかも深夜に街中を歩く鹿・・・・驚きました(;^_^A

そんなこともありつつ、2:30に駐車場に入り、また仮眠して、受付に行きます。。

その後はトイレ・トイレ・トイレ・・・・・この日は寒かったので、特に念入りにトイレです。

驚いたのは、トイレに並んでいたら、あの川内選手が普通にトイレから出てきたことです。

そんなで、5時スタートの方たちがスタートし、その後僕は第二ウェーブのスタート5分前までトイレに並び、その後スタートラインへ!!

前日までのモヤモヤも、この一年間の悔しい気持ちも、準備やしてきたことに対する迷い、野辺山に対して、ウルトラマラソンに対して感じた恐れも、すべてここに置いてくる。

決めたことはただ一つ。

「今の自分のベストを尽くし、あきらめない」

・・・よし。行こう。

このスタートの時を一年間待ったんだ。

2018年野辺山ウルトラマラソン 第二話「野辺山、怒涛の先制パンチを繰り出す」へ続く。
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野辺山ウルトラマラソン、リベンジしてきました! [野辺山ウルトラマラソン]

野辺山ウルトラマラソン、昨日行ってきました!

結果は、、、、なんとか完走!!・・・・でした♪
タイムはともかく、粘って粘って、ゴールに辿り着けたのが嬉しかったです。

とにかく「リベンジ、リベンジ」と去年から二言目には言っていた野辺山。
去年のリタイアを決めた地点を通過した時は感慨深いものがありました。

相変わらずのギリギリでのゴールでしたが、今の自分の持てるベストは出せたかなと思います。

今回も色々な野辺山からの刺客との戦いでした。

行きの車でいきなり鹿と遭遇(笑)
想定外の気候。
劣化しまくりに心肺に、高い標高による酸素薄い攻撃。
林道トレイルの石。
登り坂で僕をあおる奥さん(そしてそれにキレる僕)。

そんな面白い道中でした。

総力戦を経て、もう体は今季最高の筋肉痛祭りです(;^_^A
しばらくはしっかり体を休めて、回復に努めようと思います♪

野辺山ウルトラマラソンに関わった皆様、本当にありがとうございました!
今回も目いっぱい楽しませて頂きました!!

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野辺山ウルトラ、行ってきます!!! [野辺山ウルトラマラソン]

とにかく、過去最強の自分で野辺山で目いっぱい遊んできます!!

何が過去最強なのかはわからないですが、どんな状況であれ、「今」の自分で勝負してくるしかないので、「今」こそが過去最強。

僕が今参加している大会でこんなに勝手に盛り上がれる大会はやっぱり野辺山。

最高のロケーションの中でなんとかゴール出来るように楽しんできます。

一年前の馬越峠手前のリタイアから、一年。

まだタイムリミットを残してのリタイアに、激しい後悔の念を持ちました。

たかが趣味なのに、そんな自分が嫌いになりそうでした。
たかが趣味なのに、すげー後悔しました。
たかが趣味なのに、より一層、色々調べて、試しまくりました。
たかが趣味なのに、食べることまで見直しました(去年あれだけ苦しんだ体調不良は小麦アレルギーだった)。

・・・・もはやただの趣味などではない。

至高の道楽。楽しすぎる。

思い出せば、去年の野辺山の後、悔しすぎて日光ウルトラの前に走りまくり故障もしました(;^_^A

女々しく、まだゼッケンも捨ててません。

先日の富士五湖でも応援の方から「去年の野辺山より暑くないよ!!」と声を掛けて頂き(去年の野辺山Tシャツで出てました)、魂が燃えました。

フルのベストタイム更新にも向き合いました(少しだけ、更新できました)。

色々曲がりくねって曲がりくねって進んできて、ついにここまできました。

明日の仕事を終えれば、もう仮眠して野辺山へGOです。

どんな結果であろうと、後悔のない最高の一日を野辺山で過ごしてこようと思います。
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【駄話】女々しくて [野辺山ウルトラマラソン]

女々しくて・女々しくて・女々しくて・つらいよ~♪

僕のことをからかったの?

あんなに走ると言ってたのに

あの日どこが、つらかったの?

本当にもう走れない?

・・・orz

歌詞はうろ覚えですが、多分合っているはず、、、、

これ以上やると、JASRACから請求が来るといけないので止めます(笑)

ええ、野辺山の確報記録を見て、「やっぱなんとかならなかったかな?」と思っていた昼下がり。

あぁ、女々しいなぁ俺。

と、思ったのでその気持ちを替え歌で書いてみました(;^_^A



・・・アホだ(笑)

第23回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 最終話「熱く熱く立ち上がれ」 [野辺山ウルトラマラソン]

滝見の湯を出発しましたが、手のしびれ、頭ボーッとする、気持ち悪い、ハムが痙攣している、、、そして、もっともやっかいな「もうダメかも」という気持ち。

頭の中で色々な感情が去来しつつ進んでいきます。



ハムに痛みが出て、また攣ります。

たまらず芍薬甘草湯を投入します。

「大丈夫なの?」

ついに奥さんから、聞かれました。

後から聞いたら、ずっと50km過ぎから心配していたそうですがあえて黙っていたそうです。

ですよね。

ああ・・・情けない。

このハムの状態で馬越峠登ったらどうなるんだろう?
この状態で馬越峠下ったらどうなるんだろう?
この体調のままあと、28km位戦ったらどうなるんだろう?

ふと、学生時代に怪我をして回りから試合出場を止められ、「大丈夫だから!俺やめねぇから!!」と聞く耳を持たず痛み止めをバカ食いして試合出て、結果さらに悪化させて怪我して一時動けなくなり担架で運ばれた、「誰にも迷惑かけてないし、俺はやるから」とか言っていた、オタンコナスの若かりし頃の僕ちゃんを思い出しました(首根っこつかんであの時の僕に、100km走らせたい件)。

結果、多くの人に、長期離脱をしてチームに、バイト先に、友達に、両親に、迷惑と心配をかけました。

・・・・。


・・・・・・・・。


俺は、今どうするのが正解なのだろうか?

ランナーとしては、当然先へ行きたい。

俺個人として、オタンコナスの僕ちゃんと同じことを今の俺がする訳にはいかない。

気合とか根性とか、言うけれど、今この状況になっているのは自分の準備不足と想定の甘さが招いていること。
もし、気合とか根性とか言うなら、準備の時点でそれをやれと言うこと。
本番でだけ、気合とか根性で力が出せるなんてのは間違いだと僕は思う。。。

考えているうちに、美味しい水を飲ませてくださる私設エイドに到着。
ここのおじさまはいつも我が家の話題に出てくる私設エイドです♪
本当に美味しい水なんです。
ありがとうございました~!!

一杯頂いて、先へ向かいます。。

・・・・。

・・・・・・・・。

ゴールすることはランナーとしての僕の至上命題。

無事に帰ることは、ランナーである前に僕としての至上命題。

今日も、楽しかった、つらかった、弱い自分に会った。それでも粘れる自分にも会った。
きれいな景色たくさん見れた。ありがたい応援もたくさん頂いた。

なんだか、旅の終わりを意識し始めます。



ついに、両足が攣り、ガードレールに寄りかかります。
吐きそうになります。吐きそうなのか、情けないからなのか涙目になります。

30秒位でしょうか。僕は停止しました。静かな中にまだ戦うランナーさんの足音が響きます。


・・・・・。


・・・・・・・。


「ごめん。俺、これ以上行ったらどうなるかわからない。リタイアします!」


・・・言ってしまいました。

その後、奥さんと話しながら馬越峠の入り口のエイドまで行き、収容バスに乗り会場へ帰りました。

申し訳ないやら、情けないやらで、収容バスに乗った瞬間泣きそうになりましたがここで泣きたいのは僕の巻き添えを食らった奥さんです。

その後滝見の湯エイドまで戻り、Mr45さんとまさかの再会をして、会場へ戻り、、、、


ランナーさんのゴールを見に行きました。


「帰ってくるランナーさん、かっこいいね」

「いい顔してるね」

「強いわ。こうありたいわ」

「おかえりー!!!ナイスラン!!!」


「俺、もう少し強くなるわ」


「お互いね・・・・」


「また来ます!!!さらば野辺山!!!!」

こうして、会場を後にしたのでありました・・・・

大会運営の皆様、ボランティアの皆様、応援の方、ランナーさん、関わった全ての皆様、、、、
ありがとうございました!!




そして、今日。


もう、痛みの出ていたハムも大事には至らず痛みは治まりました。
内臓は結構やられていたようで、火曜日位までは気持ち悪かったです。
脱水も相当だったようで、水曜日までOS-1飲みながらの仕事でした。

でも、もう全て治まりました!!
まだランは再開していないですが、再始動していこうと思います。

治まらないのは・・・・悔しさです!!!

今回の反省点をブレストしたらA4用紙3枚になりました(笑)

今までのアプローチも整理して、パワーアップを目指します!!


熱く、熱く、立ち上がります!!

ある意味最高のプレゼントを野辺山からもらえました。

こんなにスポーツに燃えた気分は久しぶりです。

ありがとう野辺山。


(言葉悪いですが)待ってろ、野辺山!!!



第23回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 完

第23回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 第3話「どんな状況だろうと楽しもう」 [野辺山ウルトラマラソン]

そばに後ろ髪を引かれつつ、50kmエイドを出発(ちなみにハゲているので後ろ髪はない件)。

坂を登っていき、老人ホームの窓際のおじいさんに手を振りつつ正念場の折り返しゾーンへ進んでいきます。。。

登りで歩いていると尋常ではない位、汗をかき、体に熱がこもっているのを感じます。。

この辺りで、一回「つらい、辞めたい」と思った記憶があります。
でも、動き続けていれば復活することを信じて前へ進んでいきます。

ここは正念場。

暑いのはコントロール出来ない。自分でコントロールできる、体を冷やすとか進んでいくことに集中だ・・・・と折り返しゾーンへ入っていき・・・

・・・暑い!!ジリジリ照り付けてきます。

エイドで思わずがぶ飲みしてしまいます。
途中自販機で買ったアクエリは、一口でほとんど飲んでしまいました(←最大のミス)
どこか忘れましたが、奥さんが買った麦茶もかなりの勢いで飲んでしまいました。。

お腹はタポタポです。
暑さとのどの渇きへの恐怖が冷静さをどんどん失わせていきます。
この時、このがぶ飲みがミスであることすら気づきませんでした。

もう気分は砂漠のジプシー。

昔本で読んだ、「砂漠で見つかった遺体の口の中には砂や石が入っているんだ、それはのどの渇きに耐えられずそれらを最後口に入れて、そうなったんだよ・・・」という不気味な記述を思い出します。

いくら飲んでも、いくら水かぶっても引かない体の熱と口の渇き。

「俺は復活する!復活するんだ!!!」

心の中で何度も叫び、実際に何度かどこかで叫びましたが(;^_^A、それと裏腹にどんどんお腹が気持ち悪くなっていきます。

当たり前ですよね。こんだけがぶ飲みしていれば。。

この辺、走れていたのですが朦朧としていてあまり記憶はありませんが、このあたりのエイドのトイレで思い切り、、、シン・コバスケの熱線(リバース)が炸裂しました(´;ω;`)
あらら、学生時代の飲み会並みの量ですなぁ・・・と一瞬思いましたが、今は飲み会ではなく、マラソン大会な件。

でも、吐いたおかげで、飲みすぎに気づき、折り返し地点に到着した後から口を漱ぐほうに切り替えました。
そしてエイドでいくら水をかぶってもすぐに暑くなるのをなんとかしたい・・・



ペットボトルに水入れて、それをアンダーアーマーの首の後ろに差して、首を冷やしつつ喉が渇いたらその水で口を漱げばいいんじゃね?

これ、今文字で書くと馬鹿みたいですがむちゃくちゃよかったです。
肩甲骨の間にペットボトルを挟む感じなので肩甲骨がしまってフォームが安定。
体も冷やされて、、、

これのおかげですごく滝見の湯まで粘れたんですよね。。。

・・・・自画自賛、このへんにしときます(笑)

このあたりで二回、ハムが痙攣します。。。
ストライドを狭めて進んでいきます。。

一度、ぴきーんと派手に攣ってしまい、バス停の椅子に座りました。。
もう完全に奥さんのお荷物と化していきます。

トラブりつつも、どうにかのたうち回りつつ、進んでいきます。。
この辺では脳内でサンボマスターの「できっこないをやらなくちゃ」がエンドレスでした(笑)

滝見の湯まで向かう道中でランナーさんから「間に合いますかね?」と聞かれ、「間に合いますよ~!!せっかく高い金払って遠くまで来て、楽しんでかなきゃ損ですよ~!!」とか即答しました。
この方、滝見の湯までご一緒し、エイドでもすぐに出発されていました。
足取りも僕らと違ってしっかりしていましたし、ゴール出来ていたらいいなぁ・・・
まだヘラヘラできる余裕がある。俺は行ける!!

この方に答えた、上記のフレーズ。

この方に、というより、自分に言っている感じでした。

そして、言ったらすごい元気出たんですよね。

そんなこんなで滝見の湯に到着!!!
「ナイスラン!!!」という応援の方の声掛けがありがたいです。。
まだ笑える。まだ「ありがとう」と言える。俺は戦える!

ふと、時計を見るとビハインドが15分増えました。
ついに完走へのデッドゾーンへ入りました。
この時、最高にかっこ悪いですが、「ああ、95kmあたりでタイムオーバーかも」と思いました(←自分で自分を見捨てたらダメですよね)。

関門の時間は大丈夫!!日が落ちて気温さえ落ちれば、まだ奇跡は起こせる!!!
そんなことを思いつつそばを食べて・・・
立ち上がろうとしたら、ピキッとまた足が(笑)

更にかっこ悪いですが、「もうダメかも。今日何回足攣ったんだろ。肉離れしたら嫌だな。辞めたほうがいいかな・・・」と思います。

しかし、あきらめるのはいつでも出来る!!!

「いくぞっ!!」

と、滝見の湯エイドで出発するのでありました・・・・・!


第23回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 最終話「熱く熱く立ち上がれ」に続く・・・

第23回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 第2話「行け!50kmのそばエイド」 [野辺山ウルトラマラソン]

いつもの牧場の牛を横目に、進んでいくとついに林道トレイルへ・・・・

どうでもいい豆情報ですが、我が家の牛乳はヤツレンのものを飲んでおり、冷蔵庫を開ける度に野辺山を思い出せる仕様となっております★

この林道トレイル。

今年は近くを走るランナーさんの転倒が多かったです。。
下りの時は、前を走るランナーさんとの車間距離取ったほうが安全・・・とスピードを上げて攻めていく。。
いつもここを走る時は、「BORN TO RUN」でカバーヨが「オソ」ことマクドゥーガルにトレイルを走る時のレッスンをしている時のことを思い出します。

「・・・2歩で行けると思ったら、3歩で行け」

転がる石(カバーヨ曰く、そういう石は「チンピラ」だそうです。)踏んだら、大変です。。。

楽に、軽く、スムーズにってか・・・・

きれいな景色を横目に登り、下りになればかっとばし、進んでいきます。。

コース最高地点はだいたい去年と同じくらいのタイムで到達します。。

林道の23km地点の関門では、やたらと汗をかいていることが気になりましたがそそくさと食べて出発~♪

このあたりから、稲子湯までの間でプロテインバーを食べていましたが、食べれたものの少し気持ち悪い感じがしました。
なんかムカムカする感じ。。

とはいえ、気にするレベルではありません。
進んでいきます。。

今回、野辺山敗退の理由の一つは、去年と比較して「ケンカを売ってはいけない相手のレベル」を下げてしまったことです。
ケンカを売ってはいけない相手、とは、登り坂の事ですが去年より明らかに登り坂で歩きを選択することが増えているように感じました。さすがに馬越峠の登りとか、他の斜度がやばいやつは別ですがそれ以外はもう少し走れないとなぁ・・・・という感じでした。

この辺りから、去年の10kmおきの通過タイムより10分のビハインドを背負います。。

この辺から少しずつ体に異変が起こり始めます。

頭がボーッとしてきます。

走れてはいるのものの、奥さんが何言っているのかわからず、聞き返したり、言ったつもりが言ってなかったり。日常の夫婦あるあるですがそんなやりとりにイライラしながら進んでいきます。

でもアレは、僕がボーッとしていたのでしょうね、、、。

この時は、景色を見たり、木々を眺めて進んでいき、水でもかぶってエイドで何か食べれば復活するでしょみたいな感じで進んでいました。

稲子湯エイドの手前で持っていたOS-1ジェルをちびりと飲むと、「あれ?OS-1てこんなに美味しかったっけ?」「これが美味しいと感じるときがやばい時ですよ」とか看護師さんに言われたことがある気がする・・・・

まぁ、気のせいでしょ!

と、稲子湯エイドに到着!!!

ここのエイドは大好きです。
まずはトイレに行って、この日暑さに参っていたのは僕だけではないようで水被りには行列が(笑)
バッサバッサ被って、おにぎりとバナナ頂いて、少し座って林道トレイル土産のシューズの中の石でも取るか・・・とシューズを脱ぐと・・・

「あぁ!クラウドテックが破れてる~!!!」

去年の12月から毎月一回の60km走と先日の富士五湖の戦い、そして今日のこの野辺山の戦い。

700kmは走っていたこのシューズ。

くそう、だからシューズは500kmで交換とか言われているのか、、、、

まぁでも、サンダルとかVFFと比べれば全然ね。走るのに適しているでしょう!!

とか思い、靴紐を結びなおす。

そんなで奥さんと合流し、稲子湯エイドを出発~!!
エイドを出てすぐはエグイ登りですが、途中から50kmまでは下り基調。
ひとまず八峰の湯を目指して走ります。

そしてここは大好きなコース。
芝生の上を走れるし、景色きれいだし、いい天気だし、、、、、

ちょ、いい天気すぎ!!!!

すげー汗!立ち寄るエイドでは水を被りまくり、飲み物もいつもより飲んでしまう(←これが多分この日の最大のミス)。。。
ちびっとだけ飲んで、飲みたい気分の時は口を漱ぐだけにしてお腹チャポチャポからのリバースを予防するという自らの流儀を暑さと脱水気味なことにテンパり見失っていました(笑)

この辺から「暑いな、、なんか気持ち悪いな、、、何食べてもおいしくないな」と思い始めます。
準備してくださったエイドの皆様に、本当申し訳ないです。

でも、長丁場の一日。そもそも100kmをぜ~んぶトラブルなく、気持ちよく走れるなんて思ってないですし、粘っていれば復活するし、景色見ながら進んでいくんだよ~って思いつつ八峰の湯に到着!!!

応援の方がたくさんいて、「ありがとう~!!」とか言っていたら、なんかゴールしたかのような感覚が(笑)

奥さんにも「なんか俺感動してこんなに腕毛立ってるんだけど」とかふざけたこと言っていました(笑)

この辺りでも去年のペースと比較して10分~15分のビハインド。

水を被り、バナナを食べて、、、、食べていたら、戻しそうになりましたが気合でねじ込みます。

一分だけ座り、景色を見て、、、、

「よし!そばだ!そばを食って、めんつゆも俺は飲む!!」と訳のわからない宣言をして50kmのエイドを目指して行きます!

ここからは下り基調なので飛ばしていきます。

奥さんがふくらはぎに不安があるとのことで、奥さんのペースで下っていきます。。。

この辺、本当気持ち悪かったのですが、、、すごい嬉しかったのが他のランナーさんに「調子良さそうですね」と言われたことです。

その方、そうやって一言二言話したらあっという間に行ってしまいましたが、、、(;^_^A
貴方、、、、強すぎ&さわやかすぎ(笑)

僕、本当に弱いので、つらいと顔や態度に出てしまう傾向がある気がします。
それは昔からどのスポーツをしていてもそうなのですが、特にこのランでは顕著です。
だから、「頭のねじを抜いて、バカになって、つらくても楽しんでいることを演じ切る」ぐらいの気持ちでやろうと思っています。

途中、自動販売機でジュースを買い、田んぼ地帯を進んでいくと奥さんが面白い一言。

「さっきの松原湖とか、田んぼに飛び込んでアイシングしたいよね~」

あはは、やってみたら~?とか言って進んでいく。

まぁ、、、やったら第24回の野辺山ウルトラは開催不可になり、こばすけ夫婦はウェルネスの大会は出入り禁止でしょうな・・・・

そんな軽口を叩きながら、ついに50km地点に到着!!!

相変わらずビハインドは変わらず。
でも、粘れている。ビハインドは増えてはいない。。

ここで言いたかった。

「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」

しかし、奥さんはスラムダンクは読んでいない。
先日の富士五湖でもじょうじじょうじ言って呆れられたばかり。

自粛して、目当てのそばエイドを見ると、、、、

はい。行列。

「これは辞めて、他のものを食べて行こう!!滝見の湯でもそばあるし!」

ああ、、、、くそうくそう。

俺に、サブ3、サブ3.5の脚があれば、、、、、もっと速くこのエイドに着けたのに、、、、この時ほど自分の亀ランナーっぷりをなんとかしたいと思ったことはありません。

そば齧れなかった分、ゴールして絶対メダル齧ってやる、、、、

そんな思いを胸に、50kmエイドを後にします。。

この後は、マジでつらかった日照り区間。

気分は砂漠のジプシー。新しいランニンググッズまで考案。
ついにシン・ゴジラの熱線ばりのシン・コバスケの波動砲(リバース)がさく裂!
でも、粘ったよ。

・・・・な、滝見の湯エイドまでのお話しに続く、、、

第23回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 第3話「どんな状況だろうと楽しもう」に続く、、、、


第23回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 第1話「僕の挑戦」 [野辺山ウルトラマラソン]

今朝、クラウドテックの破れたクラウドレーサーを燃えるゴミとして出してきました。

モノをあまり持たない、いらないと言って捨てまくる僕ですが、今日のゴミ出しは感傷的でした。

もう履けないことはわかっているのですが、これと野辺山で歓喜のゴールをしたかった。

すまない・・・でもありがとう!!と心の中で叫んだ今朝の朝。



・・・・話は20日夜に遡ります・・・・



夜、緊張して寝れない。21時には起きて、22時には野辺山へ向けて出発なのに。

なんならその前の日も緊張してあんまり寝れなかった。

・・・バカみたいな話ですが、いつもそれくらい野辺山の前はビビってます。

でも、こんなに遊びでビビったり、悔しがったり、喜んだりできるって幸せです♪

そんなで、22時自宅を出発。

野辺山近辺には1時過ぎに到着し、ひとまず仮眠。。。
この日の星はびっくりするくらい、きれいでした。。。

2時過ぎに会場の駐車場へ移動し、また仮眠。
その後、受付をしていつも通りトイレへ足しげく通います。
気が付いたら空が明るくなり、第一ウェーブがスタートするころにMr45さんとお会いできご挨拶。
お互い神奈川ランナーなのにお会いするのは、ここ野辺山という面白。
ありがとうございました♪♪

ついに第二ウェーブがスタートする頃、、、

奥さんと整列し激闘に向けて腹を括ります。

小学生のころ、かけっこで誰よりも遅く、逆上がりも出来なかった僕は、恥ずかしい話ですがその後テニスで入賞しようと、フルマラソンを完走できても、ウルトラマラソンをどうにか完走できても心の中はなんででしょう、いつも自信を持てない、その小学生の頃のままです。

あまりに徒競走で遅すぎて、情けでゴールテープを張ってもらいゴールした時のままです。
運動が嫌いで、体育の授業などなければいいのにと思っていました(;^_^A

でも、小学生の頃と明らかに違うのは「運動が好きになった」ということです。

そんな僕なので、いくら好きとは言え、やっぱりかなりビビる野辺山。

そして今回、更なる持久力の強化を・・・・ということで、去年は「野辺山→オクム→8耐」だった春のウルトラシリーズを、「富士五湖→野辺山→オクム→日光」としてみました。

僕は連戦に肉体的にも精神的にも耐えうるのか。その先にやってみたい挑戦(もっと距離の長いやつ)に向けてのやや無謀な今年の春のウルトラシリーズ。

「この野辺山ウルトラが、今の僕の最大の挑戦。今ここに立ち、後でここに帰ってくることが最大の目標」

この野辺山ウルトラが怖いけど好きだ。挑むんだ。

気合を入れて視線を上げると、目の前にはきれいな山が見えます。

カウントダウンが始まります。3.2.1・・・・スタート!!!

「おし!絶対ここに帰ってこよう!!」と奥さんとグータッチ。

今日は、暖かいなぁ・・・上着も手袋もいらないな・・・・

奥さんと「今日は息が白くならないね~」と通過したJRの標高最高地点。

この暖かさこそが、この日僕にとっての最大の敵となるとは露知らず、林道へ向けて走っていくのでありました・・・・。

第23回星の郷野辺山高原ウルトラマラソン 第2話「行け!50kmのそばエイド」に続く・・・
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