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僕、野辺山に散る・・・・! [野辺山ウルトラマラソン]

野辺山ウルトラマラソン、75km地点、馬越峠入口のエイドステーションにてリタイアでした。

とてつもなく、厳しい戦いでした。
なんとか完走出来るラインで粘り続けましたが様々な体のトラブルを捌ききれず・・・・

「ゴールする」

というラン好きの自分との約束の他に、僕は、

「無事で家に帰る」

という僕個人としての最後の約束(というか、趣味をやる上で自分に課したルール)があります。

この二つの約束事の間で最高に揺れた一日でした。


悔しいです。


今回は野辺山が、

「そろそろ、お前にウルトラの厳しさを教えてやるよ」

と、囁いてきているような感じでした。


一緒に走る奥さんには巻き添えを食らわしてしまい本当に申し訳ない。
初フルからいきなりDNFだった僕と違い、必ず完走してきていた彼女なので、、、。

でも厳しい戦いの中でもなんとか粘り続けていけたのは、

いつもと変わらない、ありがたい応援だったり、エイドの人とのやりとりだったり、すげぇきれいな景色だったり、、、、

ウルトラが好きになるきっかけを与えてくれた野辺山ウルトラのそれらでした。

今回は、すごい苦しみましたが、今回も、楽しかったです!!

大会運営の皆様、ボランティアの方、応援の方、一緒に走ったランナーさん、、、、

ありがとうございました!!

もう少し(本音を言えばものすごく)、強くなりたいという気持ちが強くなりました!

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 最終話 「あのエネオスからはウイニングラン」 [野辺山ウルトラマラソン]

・・・出れた。

87km地点を17:00に出れた!

去年は、時計を見ながら阿鼻叫喚の残り13km。こんなに時間はなかったです。
奥さんには、未だにあの時の僕のテンションがおかしかったらしく時々そのことを言われます。
松岡修造さんばりの熱さだったようです(笑)

今年は、そんな修造モードになることもなくゴールできるのか・・・・。

とりあえず、90kmの所で強烈なドS坂があるので、そこまではしっかり走る・・・。
途中自販機でファンタを買い、登りで歩く際の補給をセットする。

・・・・来た!恐怖の90km坂!

やっぱり、貞子、エイリアン、プレデター、富江、等と同じで、初めて見る時が一番驚いて、二度目はそんなに驚かない法則。

この恐怖の90km坂にもその法則があてはまるようです。

ただし・・・・しんどいですが。

去年は周りを見る余裕もなく、ひたすら「後何分・・・・」と考えながらこの地点は移動してましたが今年は少しだけ去年より余裕があるので、景色を見ながら、進んでいく。

小海線が走っていく。

ウルトラマラソンで体と精神が追い込まれるからなのか、景色とか人、電車でも川でも山でも、とにかく美しい、と思うのと感謝の気持ちが溢れてきます。

少し気持ち悪い心境ですが、「この世界は美しい」と走っている時は思えてしまいます。

毎日あの心境で暮らすことが出来れば、もっと善い人間になれる気がしますが、、、そんな人間には程遠い件。

まだまだ修行不足です。。

そんな心境ですが、うっかり体にフォーカスすると、ケツが痛い、足しんどい、お昼の暑さで相当体がまいっているのか、歩いてても息があがる。。。

体には相当色々来てるけど、何とか、走って、歩いてを繰り返し、キロ8位で移動出来ている。

応援の方に、「いい笑顔だね~!」とお声かけ頂き、ある方には「その感じならゴールまでキロ3で行けるよ!」と応援して頂き、、、、あの手この手で励まして下さる応援の方々に感謝です。。

「じゃあここからはサブスリーペースで行きます!」と軽口を叩いた後すぐにパワーウォークだったのですが(笑)

「あと5km」の距離表示が出た時には、完走を確信!!!

だんだん、会場のアナウンスが聞こえてくる。

あれだけ暑かったのに、なんだか空気がひんやりしてくる。
長旅の終わりを感じ始めます。。。

行きたい、早くゴールへ行きたい、でも結構体が言う事聞かない・・・・

気のせいなんだ。楽に、軽く、スムーズに笑って行けば、きっとその後はどうにかなるんだ。

「あと3km」

・・・・・もう走れない、でも走る。

「あと2km」

・・・・・・歩くなら、最後まで食うぞ!

・・・・・・「あと1km」

・・・・・・ここまで来れた!マジしんどい!でもうれしい!

今日一日を頭の中で振り返る。

ボランティアの方、道中応援してくださる方、同じゴールを目指すランナーさん、「完走してね!」と応援してくれる友人、そして横で一緒に走る奥さん。

全ての支えが、すぐに折れる僕の心を支えてくれ、ここまで連れてきてもらえた。

なんだかそんなふうに思うと、今日二度目の涙腺緩みが・・・・泣きませんが。

進んでいくと、エネオスが見えてくる。

去年はあのエネオスを見て、ようやく完走出来た!と確信することが出来た。

今年はそのエネオスを見て、「よし!あそこからウイニングランだ!!!」と叫ぶ。

「○○さん(僕の本名)、ゴールです!」とアナウンスが聞こえる!
・・・・おおお、去年はいっぱいいっぱいで聞こえなかったけど、今年は聞こえたぞ~♪

数々の「おかえりなさい!!」に感謝しつつ、ゴール!!!!

13時間50分の長旅が終わりました。。

「いよっしゃぁあああああ!」奥さんとハイタッチ。

しんどかった・・・・・でも楽しかった!

その後、そばを食べて、ベンチで動けません状態でいるとMr45さんにお声かけ頂きました♪
またどこかの大会でお会いできましたら、宜しくお願い致します。。

その後は、着替えて会場を後にして、レッドブル片手に愛車フィット君で家路につくのでありました。。。



大会関係者の皆様、応援の方、その他全ての野辺山ウルトラマラソンに関わった皆様、ありがとうございました!!!

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 完

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 第四話 馬越峠の戦い [野辺山ウルトラマラソン]

滝見の湯エイドを出る際、誘導のボランティアさんに元気に声掛け頂く。。

確か「みんなでゴールに帰ってくるんだよ~!!」とお声掛け頂いたような。
もちろん、「おおお~!!!」と訳の分からない叫び声を上げて応え、馬越峠を目指す。

大会ボランティアはまだしたことがないですが、湘南国際マラソンを逆走応援したり、湘南藤沢マラソンの応援に行った際に思ったことは、応えてくれるランナーさんがいると応援している側としてはとても嬉しいということです。
そんなこともあったので、相手が喜んで頂けているかはわかりませんが応援して下さる方に、その時出来る最高のリアクションを返したい・・・・などと、思っております。
そんな感じで道中行くのが、僕の性に合っているようです♪

そろそろ・・・例のパグを連れて私設エイドで水を振る舞ってくださっている男性の所だ・・・。

今年も水を振る舞ってくださっていました♪感謝・・・・!
本当にこのお水は美味しいんです♪
パグにも、男性の方にも、「去年もここでお世話になりまして・・・・」と挨拶。
今年は男性の方一人でなく、大勢の方で水を振る舞ってくださっていて賑やかでした。
「さあ、あと27kmだよ!がんばれ!」とお声掛け頂き、「必ずゴールへ行きます!!」と出発!

馬越峠の入り口の橋の所では、あの方も去年いたおばあさんだろうか・・・?
「おおお~いってきます~!!」と手を振って馬越峠前のエイドへ。

ここで、トイレに行き、食べ物を食べて、エイドの食べ物を頂き、氷砂糖を口に放り込み、「一時間で頂上へ!!」と奥さんと確認して登り始めました。。。

ここは走らず、パワーウォークに徹します。

途中、食べながら、飲みながら進み、頂上からの下りに備えてエネルギーを蓄える。。。
峠走@足柄峠で峠道には少しだけ慣れている気がして、馬越峠の斜度を見ても走れる訳ではないですが去年程驚かなくなりました♪これも峠走の効果かな・・・・
途中、下を見ると麓が見えたり、空がきれいだったり、口をもぐもぐさせながら景色を楽しみつつ進んでいく。
しんどいけど、もうかなりしんどいけど、何か楽しみを見つけつつ気休めを積み重ねながら進んでいきます。。

何故かこの時、突然去年僕ら夫婦にやってきた試練を思い出し、「これもしんどいけど、これは登れば、このレースが終われば終わる。本当に苦しいのは終わりの見えない苦しみ。正解、不正解のない事象。去年の試練はまさにそれだった。それを超えたことに比べれば・・・いや、今もこれからもそれを乗り超えている所なのかもしれない。そして乗り越えるには今と同じく、前へ行くしかない。云々・・・・」と思っていたら、急に泣きそうになってしまった(笑)

本当、100kmの旅はいろんな自分と会えます。だから好きです。

そんな涙腺の緩み、ケツの痛み、いろんなことと一緒に馬越峠を登っていく。

グイグイ、進んでいくと、、、来た!!!てっぺんだぁ!!!!79km地点!!!!!

「馬越峠てっぺん、来た~!!!よっしゃー」と叫ぶ。
・・・と同時に飲み物を頂き、時計を見る。

16時前にここにこれた・・・・。。

次の関門、川上村原公民館に17:00までについて、17:00に出発すれば、あの地獄の残り13kmに二時間使えるやん・・・・。

ここからは、野辺山前のロング走で膝に少し不安の出た奥さんにペースメイクをしてもらい(僕、下りは奥さんより少しだけ得意で、二人で降りて行くには奥さんのペースに僕が合わせるのが妥当だろうということでそういう作戦にしました☆)、下っていく。
奥さん、「膝が不安だから抑えめに行く」とか行っていたのに、なぜかジャストキロ5で下っていく。。まぁでも足柄峠の時の下りは4分台とかザラだから、いいのかなぁ・・・と思いつつ後ろについていく、途中、景色がとてもきれいで、麓が見えたり、山が見えたり、少し陽が傾いてきたり、去年もこの馬越峠の下りで見た景色はきれいで印象に残ってましたが、本当に大好きです。

長い下りを終え、ややフラットで川沿いの道を進む。
千曲川きれいや~。
・・・と、思っていたら、急に超しんどい。
足柄峠での峠走の時も下り終えて、フラットになった所で急につらくなる。
その現象+今までの暑さとかからくるダメージが一気にドーンと体にきた感じ。
前を行く奥さんのペースがやたら早く感じる。
ここで一度歩きを入れて補給。食べつつ歩いて、、、また走りだします。
「しんどい」オーラが伝わったのか、奥さんから「もうすぐ87km地点!!」と檄が飛ぶ。

粘るんだ粘るんだ。。。きっとこれは気のせいで、次のエイドでそばでも食べたら元気にまたなれるんだ・・・と思いつつ走る。。。

・・・・やった・・・・第六関門川上村原公民館に17時前に到着できた・・・・。。。

そばと、果物を頂き、飲み物を飲み、座ってゆっくりする。

そして、16時58分くらいだったかな?
この関門を出発します。
最終関門を17時までに出発できるようにする。・・というのが一つの目標でした。
あと13km。2時間使って、ゴールまで進んでいきます。

最後の戦い。恐怖のダラダラ登りのラスト13kmへ挑みます。

次は野辺山ウルトラ最終話。「あのエネオスからはウイニングラン」へ続く・・・

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 第三話 滝見の湯までのお話 [野辺山ウルトラマラソン]

八峰の湯を出撃し、下り基調なので飛ばす飛ばす。。。

途中奥さんが公民館でトイレにピットイン。
待っている間、少しでも休もうと道路の縁石に座っていると、「大丈夫ですか?」と声をかけてくださる方が数名。

・・・・なんて、なんて優しいランナーさんなんだ!!と、感謝・感激しつつ、

「連れのトイレ待ちです。ありがとうございます」と元気っぷりをアピールしつつ返事致しました。

あんな強くて優しいウルトラランナーに僕もなりたいと思っていたら、奥さんが出てきて50km地点の関門を目指す。。

途中、松原湖を眺めながら走る。。
のどかだ~のどかだ~。「松原湖で泳ぎますか!」とか軽口を叩きながら進んでいく。。

50km地点の関門までは田んぼの横を通ったり、のどかな感じ。

のどかではなくなってきたのは・・・・・暑さです。

50km地点の関門に到着するとまずはエイドの物を食べつつ、水を頭、背中、肩、腕にかけて顔洗って・・・・顔、塩吹いてる!!

もうボランティアの方にかけて頂くのも、杓子を使うのも、すっかり慣れました(笑)

50km地点の関門は、去年と場所が微妙に変わっていて、公園みたいな所でした。

この後は、滝見の湯までは去年かなりしんどくなった場所なので休憩もほどほどに出撃。。

野辺山ウルトラは馬越峠と林道トレイルが「やばい」とよく聴きますが、この中盤もかなりエグイっす。。。

ある意味馬越峠の登りは僕だとパワーウォーク一択なので迷いはないですが、この中盤戦は歩くのか、走るのか常に判断と選択を迫られるのでなんか疲れるんですよね。。。

常に「急げ!でも慎重に!!」と言われている感じ。。。。
どっちですか部長!!・・・と聞きたくなる感じです(笑)

とにかく・・・・あちい。あちい。

途中自販機でエナジージム、キレートレモン、CCレモン、モンスター、麦茶、二人でどんだけ飲んでるんだってくらい滝見の湯までの道中で買いました(笑)

暑いけど、食べれるし、飲めるんだけど、なんか熱が籠る感じなんだよね・・・・と思っていたら、、、

ピキッ。

はい、きましたふくらはぎの痙攣。。。しかも何故か左腕まで痙攣してる~。。。

エイドで芍薬かんそうとう(漢字が・・・orz)を取り、果物を頂き、塩熱サプリとカロリーメイトを食べる。。
残り少ないOS-1ゼリーも少し摂る。
結局ここからゴールまでこのふくらはぎと左腕とはお友達状態でした。。
地面を蹴らないように、、、いつも以上に「蹴らない、足を重心の真下に置く」イメージを意識していこうと自分に意識付け。。。

なんとかこのコース唯一の折り返しの所にくると、もう暑さがMAX。

エイドのたびに頭や脇、冷やすと良いと言われる場所にはかけていましたが、暑さで体が熱を持ち、脳が「走るのをやめろ!!!」と命令を全力で出しているような感じ。まさに軍令クラス。

こんな時だけ饒舌な僕の脳みそが僕にやめる理由をたくさん提示してくる。。

脳を黙らせる為には、身体を冷やすのをパワーアップさせるのと、ブドウ糖常時供給体制を取る必要があると考え、ここからは氷砂糖を舐めつつ、冷やす際は、頭、首、肩、脇、腕、足、ええい、股だ!股も冷やせ!と股にも水をかけて、ジプシーカバーも水浸しにして首を冷やしながら走り、ザックの背中の部分にも水をかけて、空いたペットボトルにもかぶり用の水を入れて移動しました。

何故だ、何故この折り返しはこんなにつらいんだぁ!!!!

と、悪態が口をつきそうになった頃、折り返しに到着しました(笑)

北相木村役場、到着♪

また隈なく全身を冷やし、痛みの出てきたケツも冷やし、トイレに並んでいる間に手にしたエイドのものとザックのカロリーメイトを食べて、速攻で出撃!!!

北相木村役場の折り返しの後は基本下りなのでがんばって走る走る~!
途中、途中で減速して飴食べたり、どこで情報仕入れたのか奥さんから「ガムを食べたら」と言われ、言われるがままにクロレッツも噛みながら進んでいく。
不思議なんですが、ガム、良かったです。。

そんなこんなで折り返し後は集中して走れました。

滝見の湯の手前5kmくらいから、上り基調になり、、、ここが本当につらかったです。
歩くなら、食べるで食べながら進み、走れる所になったらすかさず走る・・・の繰り返しでどうにか滝見の湯の近くへ!!!!
滝見の湯までいけば、涼しくなる、日陰もある!!エイドで美味しいそばかうどんが食べれる・・・めんつゆも全て飲み干して、フルーツもあれば頂くぞ・・・と念じながら進んでいきます(笑)
ここまでくると、応援の方が大勢いて、拍手で迎えて下さり、「ありがとうございます!!」と言っているうちに何故か元気に←ゲンキンなランナーです(汗)

そんなこんなで滝見の湯に到着!!!

時計を見ると去年よりかは時間に少し余裕がある。でも、何が起こるかわからない。。。
何か起これば、この時間の貯金はすぐに吐き出してしまう・・・。。

僕と奥さんの共通認識でした。

エイドでたくさん食べ物を頂き、ザバスのジェルも頂き、体をとりあえず冷やして、、、、今年はタイツを脱がずに、、、、早々にエイドを後にするのでした・・・・!

いざ!馬越峠へ!!!

登って降りて、絶景を眺めながらの峠走!!!

第六関門川上村原公民館までの激闘を繰り広げる、第四話へ続く・・・・。

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 第二話 八峰の湯までの話 [野辺山ウルトラマラソン]

そんなこんなで、応援の皆さまに見送っていただき、順調にスタート。

しかし・・・・空気が薄い。

5kmも走っているうちに慣れましたが・・・

抜かれることが多いですが、「稲子湯まではアップのつもりで!」と念じて焦りを我慢。。
完全にBORN TO RUNのパクリですが、「楽に、軽く、スムーズに・・・・」を念じつつ走りました。

道中、景色がきれいで、去年ラッスンゴレライの格好して応援して下さっていた方が五郎丸の格好を今年はしていたような・・・何度もこの方を見かけたり、ハイタッチして頂く時に、「去年、ラッスンゴレライの格好で応援して下さってましたよね?」と聞いてみたかったのですが聞けず。。

途中、お約束の小海線の踏切にはしっかりひっかかり。
ここで、電車待ちの時に、体も暖まったので手袋とポケッタブルパーカとジプシーカバーを取る。。

牧場の牛は去年と同じく、ランナーに興味深々。牛の目って優しいねぇとか言いながら走る。。

5km過ぎから登り始め、ちょっとしんどいけど粘って上がっていきます。。

そして、鬼門の林道トレイル。

結構ランナーさんも多く、歩く所もありますが焦らず歩き、走れる所は走り、コース最高地点を目指して行きます。
途中途中の景色がとてもきれいで、本当に癒されます。
普段は海の横を走ることが多いので、この野辺山のコースはしんどいですが、本当に景色が大好きです。。

登りの角度と、デカい石ころはカオスですが。。。

途中デカい石を踏んで、「おおおお!」と言ったら、横を走っていた女性ランナーさんを驚かせてしまい、「お騒がせしてすみません」と謝罪。。騒がしいランナーですみません。。

稲子湯までのエイドステーションはなるべくパスして、ザックの中のモノを飲んだり食べたりして移動していきました。

去年は混乱とテンパりで最高地点がとても遠く感じましたが、今年は去年と比べるとあっさり到着した感じでした。
「よっしゃ!最高地点!景色サイコー!!」と叫んで、景色を目に焼き付け、下っていき、第一関門を突破!

第一関門のエイドでは靴の中の石を取り、何か果物をたくさん食べたと記憶しております。。
去年、ここの林道ゲートでかなり焦っていましたが今年は割と落ち着いています。。

さぁ次は稲子湯!・・・・ということで進んでいく。
このあたりで疲れて登りでテクテク歩いていると後ろから・・・

「こばすけさん?」

Mr45さん!!ご挨拶できてうれしかったです。ありがとうございました。

登りは早歩き(何か食べながら)、下りで走り、、稲子湯到着!!!
大きなエイドステーションにつくと、応援の方やボランティアの方が拍手で迎えて下さって、なんだかそれがとてもホッとして、その感じが大好きです。

ここのエイドで一回トイレへ。ここまでトイレなしはでかかったです。。

果物とクリームパンを頂き、コーラも飲み、1分だけ座り、再度リスタート。。
今年はエイドで座るときは時間を予め決めて座るようにして、移動は急がず、休憩は最短で過ごすように心がけました。。

稲子湯から、42km地点の八峰の湯までは基本的に下り基調。
ここからはがんばって走るフェーズ・・・・ということで走る走る!!

途中、歩道が芝の所があって、フカフカでとても走っていて気持ちいいです♪
うちの近所にこういう所があれば、裸足トレ出来るのに・・・と思いながら進んでいく。。

下っていくうちに、だんだん気温が上がってきたな・・・・
と、思っていたら、八峰の湯到着!!!!

目標としていた、ギリギリサブ5達成!!!!

ここでも、「よっしゃーサブ5達成!!」と騒いでおきました(笑)

暑くなってきたので、水をかぶりエイドで色々頂き、ザックのモノも食べて、応援の方が連れていたかわいいゴールデンレトリバーちゃんに手を振り、早々に次の第三関門、50km地点を目指し出撃!!

後日の大会記録では最高気温21℃(でしたっけ?)とは到底思えない恐怖の暑さとこばすけ名物ケツ割れ痛との戦いを繰り広げる次回に続く・・・・

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン 第一話 長旅の前に [野辺山ウルトラマラソン]

時を遡ること5/21(土)。

去年と同じく心、ここにあらずで午前中はお仕事。
午後は有給を頂き、自宅へ帰り準備。
「がんばって!」「ケガしないで!」「楽しんできて!」・・・・色んな声援をくださる同僚に感謝。。

帰宅後は、野辺山への出撃準備。

装備は、、、、
靴:ニューバランスRC1100
靴下:タビオ レーシングラン
下半身:CW-Xジェネレーター ハーフタイツ+ゲイター
上:ユニクロのポケッタブルパーカ+半袖アンダーアーマー(夏用)+湘南国際参加賞Tシャツ
首:ジプシーカバー
頭:ナイキの帽子
手:手袋

ザックの中は・・・・
マツキヨのアミノ酸粉末×3、アミノバリュー×4、メダリスト粉末×3
「即効元気」と書いたジェル
プロテインバー×2
カロリーメイト一箱
レッドブル
OS-1ゼリー
塩熱サプリ×10個
氷砂糖×3個
芍薬かんぞうとう(漢字がわからない・・・・)×3
ワセリン
ハンドタオル
ティッシュ

胃薬
イブ
絆創膏
↑胃薬から下は結局利用せず。。

上記の前夜に並べておいた食べるものをザックに入れ、着るものをリビングに並べ夕方には風呂に入り、飯を食い、18時に仮眠。21時まで三時間寝て、22時に野辺山へ出発。。

・・・・のはずが。。

・・・・ええ、ビビりすぎで19時で目が覚め、20時まで布団で粘りましたが寝れず、仕方ないからベイの試合をテレビ観戦してやりましたわ・・・・・。

しかし、あれだけ好きなプロ野球中継もうわの空。

何故か。

もうなんか、自分で申し込んで、望んで申し込んだのに、怖くて仕方ない。

去年は何も知らずに申し込み、後から「キツイ」とか、「野辺山はやばい」とか聞きましたが、比較できるものもないし、そもそもウルトラ自体初めてだったのでよくわからない中での参加でした。

しかし、今年は去年一度走っている分、どういうしんどい目に合うかもわかっている。
・・・・でも楽しかった事も覚えている。
でも怖さが勝る、ビビりな僕。

都合のいい僕は、楽しいことだけにフォーカスすることにしました。

仕方ないので、野辺山ウルトラだと思わないで、「大食い八ヶ岳野辺山高原登って降りて絶景観光ツアー」だと思う事にしました。
そうだ、良い景色とおいしい空気を楽しんで、色んな方と交流して、エイドにあるものとかザックの中の物をお腹いっぱい食べて、身体を動かすアクティビティなんだよ。。

・・・・そう思ったら、少し心が軽くなりました(単純すぎる件)

そんなこんなで21時から着替えてワセリンを体中に塗りたくり、準備が出来たら、出発。
愛車のフィット君で中央道を走る走る。
途中清里のコンビニに寄りましたが、1時には駐車場に到着できました♪

そこから、2時半まで車内で仮眠。。。ウルトラライトダウン持って行きましたが、もう少しブランケットとかあっても良かったかも。
それくらい冷え込みがキツイ感じでした。

起きてから、テンションを上げる為に奥さんのスマホで音楽を聴く。。。
チョイスは不思議なモノが多いのですが、今年はハマの番長、三浦投手の登場曲「リーゼントブルース」と「アスリートの魂」という番組のメインテーマと、ミスチルの「fantasy」を聴きました。
ちなみにいざスタートすると、「アスリートの魂」のメインテーマがエンドレスでした(笑)

車内で朝食を食べ、受付し、出す物出して、気がついたらスタートの30分前。
今回、トイレマネジメントの為、前日からカフェイン類を取らずOS-1しか飲み物を取らないでやってみましたが、これが良かったです。まず、ランで出し切る前に、トイレ方面を出し切れました(笑)
しかし相変わらず、屈強そうなランナーさんが多くて圧倒されます。

高原特有の気候で朝は寒い・・・・手袋と首に巻いたジプシーカバーがありがたい・・・・。

八ヶ岳は相変わらず綺麗だし、空気も澄んでるし、ゴチャゴチャしてないし、いい所だ・・・・・。。。

整列した後は、ペース表を見たり、奥さんと「稲子湯まではアップのつもりで」とか「去年より20分ずつ貯金作るイメージで」とか「やばい坂は相手にしないで早歩き」とか話していたら、開会式に・・・・。

緊張のせいか、気がついたらカウントダウン。

3・2・1・・・・・スタート!

「よし、長旅楽しもう!!」と奥さんとグータッチ。

・・・・沿道からは「いってらっしゃい~!!!」の声援が。。ありがたいです。

逝って行ってきます~!!!

と、いう感じで野辺山ウルトラの旅は始まったのでした。

第22回星の郷八ヶ岳野辺山高原ウルトラマラソン、走ってきました! [野辺山ウルトラマラソン]

昨夜23時過ぎに無事、帰宅しました!

とんでもない暑さ、上って下って、心の折れる音が数百回、素敵な色々な出会い、食べまくり、水をかぶること何回だろう・・・今年も色々道中でうれしい、楽しい、しんどいこと盛りだくさんの野辺山ウルトラでした。

なんとか完走できました!

とりあえず今日は、すごい筋肉痛と日焼けを野辺山お土産だと思って過ごします(笑)

大会運営の皆様、沿道で暖かい声援をくださった皆様、その他関わったすべての皆様、ありがとうございました!!

野辺山ウルトラ2016、やることはやった!! [野辺山ウルトラマラソン]

昨日まで悩んだ、タイツ問題も昨夜ハーフタイツ+ゲイターに決定し、今夜荷作り。

明日は午前中仕事して、仮眠して、夜な夜なクルマで深夜1時頃に野辺山入りの予定。
向こうで受付前に少し仮眠出来ると良いのですが。。去年は緊張してダメでした。

それにしても、今年は特訓メニューで本当に悩みました。
悩んだ結果、今年は「セット練」、「峠走」、「60km走」、「30km走」を柱に故障のない範囲で走りました。

補給食はメダリストの粉末が真新しいだけで後は、去年と同じ顔ぶれ。
OS-1ゼリー、塩熱サプリ、「即効元気」と書いてあるジェル、氷砂糖、カロリーメイト、プロテインバー二本(チョコ味)、レッドブル、アミノバリュー粉末、マツキヨのアミノ酸サプリ。

これに、ワセリンとキャベジンとバファリンを念の為持って・・・・・。
ティッシュ、ハンカチ。

これをすべてザックに入れて走ります。

荷物預かりは去年と同じく使用せず行こうと思います。

格好も、タイツがハーフになっただけで後は、すべて去年と同じです(笑)

あとは「覚悟」して、気合いを入れて準備して、当日は八ヶ岳の綺麗な景色とおいしい空気を満喫し、弱い自分やいろんな自分にこんにちはして、楽しんでこようと思います。

今更ですが・・・・悩む。 [野辺山ウルトラマラソン]

いよいよあと三日になった野辺山ウルトラ。

ヤフーで天気予報みたら、なかなか暑くなるご様子で・・・・・(遠い目)

まぁ、暑かろうが、寒かろうが、100kmの道中、余裕しゃくしゃくなんてことはありえないのであまり気にしないことにしておきます(笑)

悩んでいるのが・・・・・タイツです。

普段はタイツ全く履きませんが、去年の野辺山ではCW-Xのロングタイツで行き、途中滝見の湯で脱ぎました(暑くてなんだか嫌になりました。なんかスッキリしたい衝動にかられて脱ぎました)。

その後履いたのは、今年のロング走で二回履いたくらい。

それとは別に、去年CW-Xのジェネレーターのハーフタイツも持っていて、これは数回履いた程度。
去年のかすみがうらマラソンで使用してみました。それっきり履いてません。

タイツを履く事は、決めているのですが「ハーフにして、ふくらはぎゲイター」か、「ロングタイツ」か。

今まで走っていて、痙攣起こすのは太ももの後ろ(ハムストリングでしたっけ?)のみ。
あとはケツが三つに割れるくらいしんどくなる症状。
そして暑くなりそうな感じ。

・・・・これだと、ハーフタイツにゲイターがいいような・・・・。
ゲイターもタイツも途中でまた脱いでしまいそうな気もしますが(笑)。

まだ日はあるので悩んでおきます。

今日で、ランは野辺山当日まで控えることにします。
ストレッチと青竹踏みとプランク1分は継続で・・・・。

ここからは徒然なる脳内音楽のお話です。

朝出勤して、「できっこないをやらなくちゃ」を聞いて、野辺山に向けてテンションを上げています。

走る時には、自分の足音とか、声援とか、風の感じを味わうのが好きなのでイヤホンして走りませんが、脳内再生して音楽の力を借りて走っています。

去年は野辺山ウルトラの時、「アリよさらば/矢沢永吉」と「私以外私じゃないの/ゲスの極み乙女」が何故か頭の中でかかりまくりでした。

今年はロング走の時の脳内再生リストの傾向からすると、「できっこないをやらなくちゃ/サンボマスター」とベイスターズの応援「ライジングテーマ」と「fantasy/Mr.children」当たりがヘビロテ間違いなしな状況です。

ライジングテーマの如く、しんどくなったら、熱く熱く立ち上がろうと思います。

あと一週間で野辺山。あえて不安要素を列挙し、不安を出し切る。 [野辺山ウルトラマラソン]

あと、三か月。

あと、一か月。

あと、半月。

あと、一週間。

上記のどの言葉にも「時間がない」と付けたい感情にかられるかと思いきや、ここ最近は意外と開き直れてきました。

去年の野辺山以来、距離は踏みました。

野辺山の想定レースペースでの60kmもなんとか踏めました。

僕の中である、最大の不安要素。
そして去年とネガティブに異なる所は。

今吐き出しときます。

それは「去年の野辺山以来、フルマラソンでサブ4していないこと」=スピード面での不安

です。

去年の野辺山の前は、松戸七草マラソン10kmで44分、つくばマラソンで確か3時間50分と「スピード付いてきたなぁ~」という感じで距離を踏む事がどちらかというと課題でした。

去年は、「目指せサブ4!!」でスピード重視でランニングを楽しんでおりました。

そこからひょんなことから出場する運びとなった野辺山に向けて踏める距離を増やしていくといったアプローチでした。

今年はというと、5月野辺山の後は、7月所沢8耐で46km、12月湘南国際マラソンは途中から大失速し4時間15分(サブ3.5狙いでいき、途中から嘔吐で苦しみつつ進んでいく珍道中でした 笑)、1月館山若潮マラソンは足袋で挑み4時間40分(そもそもタイムは全く狙わず超ファンランモードでいきました。タイム狙いから自分を解放するとこんなに楽しいのかと知った)・・・・。11月の陣馬山トレイルは仕事でDNS。

総括すると、距離は踏めている気がするのですが、「タイム(速さ)」の追求が今一つなのではと思うのであります。

でも、これは実は去年あたりから課題として思っていたことでしたが、頭ではウルトラを完走する上で「速く走れるほうがいい」と思うものの「速く走れるようになりたい」と心であまり思わない感じだったので、趣味なのに心が動かないことを無理やりやってつまんなくなってもアレだし・・・・ということで、今日に至ります。

なんか、去年野辺山走ってからウルトラの雰囲気が大好きになってしまい、普段のランでもウルトラマラソン的なノリでやるのが楽しくなってしまったのです^_^;

これが、このスタイルで過ごしたことがどのように野辺山で出るのか。
今更ですが、不安でもあり、楽しみでもあります。・・・・・強がりました。不安でしかないです^_^;

・・・・野辺山ウルトラマラソンまで、あと、一週間と一日。
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