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2022チャレンジ富士五湖 振り返り [チャレンジ富士五湖]

もう先週の出来事となったチャレンジ富士五湖。

昨日「オールスポーツに写真出てるけど、こばすけのゼッケン番号は?」と奥さんから聞かれ、「振り返りたくもないので見ない!!」と言い放ったイタい僕です(;^_^A

「退かぬ!媚びぬ!顧みぬ!」と聖帝サウザー様のようにいきたいけど、現実は富士五湖で「ひでぶ!!」と1度ならずも3度もなっている訳で。

ちゃんと振り返っておきたいと思います。

■考え方
今まで、ペース表を作ってコースの登り・下りやエイドステーションで何が出るか(小麦アレルギーがあるので結構コレ重要)、何時にどこを通過するか、とかをウルトラマラソンの時は綿密に立てていました。

今回、富士五湖118kmに関しては、ペース表を作っているだけで過去にバーチャルDNF(ペース表作っていたら本栖湖の関門でアウトになった)したりして、とにかく追われ追われるチャレンジ富士五湖!!みたいな感じで怖くて仕方ないので、今回、全く怖くない作戦で全ブリしてみました。

「6:30/kmで行けばいいし、エイドで何食べるかはその場で決めればいい」

という、今までとは打って変わっての適当ぶり。

結果、エイドに何があるかわからないので補給が上手くいかず・・・・
自分が関門に対してどれくらいの位置にいるかわからないので、休んでいいのかダメなのかがわからない・・・・

という至極当たり前なことにレース中気づきました(笑)

と、いう訳で今回の一番の収穫は予定ペース表は必要ということがわかったということでした(笑)

■ギア
・シューズ ブルックス ゴースト14
今回思い切ってデイリートレーナー系のシューズで行ってみました。
このシューズ、本当ジョグしてて感触良いので選んでみたのですが・・・・(;^_^A
シューズが良かったか悪かったかは、レース開始早々に足を痛めたので分かりませんがやっぱり大会は前へ進みやすい系のシューズが良いかなという感じがしました。
野辺山ではそういう系選ぼうと思います。





・ザック パーゴワークスのやつ ※品名忘れた
 ポケットついててすごくいい(語彙力)
 どこに何を入れているのか忘れて探すことが何度かあったので覚えとかないとな感じ(記憶力)
 総じてとても使いやすいザックでした。




他、補給とか着るものは毎度おなじみの装備でした。

まぁ道具云々の前に自分の弱いのなんとかせい!という感じですがギアも大切なので一応備忘録に。

■総括
やっぱり118km、15時間は今の僕の力では無理ゲーということ。
100km通過タイムが自己ベストの1時間更新、かつその後も18kmを走るっていう地獄の道。

「諦めずにトライし続ける」というのも良いですが、僕の場合には準備や当日も含めて楽しめなくなるラインまでいっぱいいっぱいになってしまうことが恥ずかしい事ですがあり(というか当日は楽しめてないと思う)、そこまで余裕のない状態でこのチャレンジをすることに対して疑問を改めて持ちました。

そういう状況の中で100kmを具体的には11時間台でフィニッシュ出来るようになってから118kmの挑戦をしたほうが良いという結論に達しました。
今の僕の力では100km11時間は相当厳しいでしょう。
これもいつ達成出来るのかわからないレベルです。

読んでいるウルトラマラソンの書籍だと「フルマラソンのタイムから推測するとサブ10出来るポテンシャル」はあるようですが、僕は距離が長くなればなるほどペースダウンが著しく、基本長い距離に弱いのでなかなか厳しい道のりです(長い距離走るのは好きなんですが、遅いんです(;^_^A)。




かといって、目標タイムに合わせて練習を詰め込むのは好きではないので今まで通り自分の好きなペースでやっていこうと思います(僕の場合、目標タイムに合わせて無理やり走ると大抵故障する)。

大きな道筋としては、少しずつですが月間走行距離の平均を400kmに乗せて自分のキャパシティを上げていきたいと思います。

楽しむにも強さが必要なんですなぁ。

そんな、ここ最近いつもほろ苦い富士五湖振り返り。お終い。








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2022チャレンジ富士五湖5LAKES 富士五湖に沈む・・・  [チャレンジ富士五湖]

もうかれこれ3度目の挑戦となるチャレンジ富士五湖5LAKES。

自分の100kmベストタイムを一時間更新し、さらに18km行くというのが、この5LAKES完走の条件。

無理ゲーにも思えるが、そういうことに面白さを感じる悲しい性なのでトライを続けているが、スタート直後に足を捻りゲームセット。

なんとか耐えつつ56kmの足和田出張所までは行きましたが、それ以上は痛くて心が折れた足の状況を考慮してリタイアしました。

いやー、何というか。情けない。

完走する為に必要な条件(ペース)を満たす事だけにいっぱいいっぱいになってて、余裕もないから楽しめない、そんなメンタルの状況で踏ん張れる訳がないという悲しい状態。

そこに足捻りまで来るともう、ワタシのガラスのメンタルでは耐えられませんわってなってしまいました。
そういう状態だと、やっぱりトラブル呼ぶんですよね~と思います。

5LAKESの挑戦は、一度止めてみようかと思います。

「完走」という「結果」を追い過ぎて、あまり大会そのものを心身共に良い状態で走れていない現状があるのでもう少し余裕を持ってしっかり走れるようになってから再挑戦です。

チャレンジ富士五湖ならば4LAKESの部で、100kmがしっかり走れるようになったらやってみようと思います(具体的には100km12時間切り)。

いやー、これが現実。

とはいえ、悔しい結果になったものの久しぶりのウルトラの大会ということでそういう悔しさも、河口湖のきれいな桜とか、この数か月間の準備の楽しさとか、久しぶりに味わえてよかったです。

ただやっぱり味わいたいのは、ゴールした瞬間の喜びです。

ゴールするには走れるようにならな!ってことで、休養後はやっていこうと思います。

次は野辺山ウルトラ。時間は少ないですが準備をしていこうと思います。

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それにしてもこばすけ最大の謎。

ここ最近のウルトラマラソンの流れ。

4月:チャレンジ富士五湖、大失敗
5月:野辺山ウルトラ、完走
6月:オクム、完走

この流れがずっと続いているけどこれなんだろう。

相性とかの問題もあるかもしれないけど(すごくチャレンジ富士五湖に苦手意識がある(;^_^A)、チャレンジ富士五湖がポイント練みたいになってて、野辺山以降の大会に効果を発揮しているのかな。

だとしたら、チャレンジ富士五湖前はもっと走り込みをしないとってことなのかな。

うーむわからん。

でも明らかに傾向として出ているので、来年同じ流れでやるとしたら何か変えてみよう。










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チャレンジ富士五湖、中止。。。 [チャレンジ富士五湖]

奥さん「おい、さっさと答えろグズ野郎、お前が走りたいのは4LAKESか5LAKESか」

僕「とにかく、4LAKESで12時間を切りまくりたいです」

奥さん「ほぅ・・・・悪くない。認めてやるよ。お前の4LAKESのエントリーを」

そんなリヴァイ兵長ちっくな茶番が繰り広げられた、半年前位の富士五湖エントリーの日。

その当時はまだ故障明けでジョグでひたすら土台を築き上げていたころ。

とりあえず、2月17日のチャレンジ富士五湖開催可否判断の日以降に60km走を出来る体を作っておくことを念頭に走っていました。

60km走を出来る体の状態・・・とりあえずフルマラソンで自己ベストに近いタイムにトライ出来る位のランが出来る状態と定義してやっておりました・・・・。

ベストを出した(3時間27分とかだった気がする)時と同じ水準と捉えると、5000mが20分前後、30kmジョグが5:10/km前後で出来た感じ。

これに関しては、なんとか出来るようになって、週間走行距離も80kmを越えてくるようになってきた。

よしよし、と思っていましたが、中止の報。

まぁしゃあないってことで。

なんか最近走るのが楽しくて仕方ないので、中止でもこの感じのテンションでいこうと思います♪

近所の競技場のトラックも一般に開放(有料)しているのを最近知ったので今夜行って、爆走(当社比)してこようと思います。

最近走る所を色々変えつつ走っていて、改めて走る環境には恵まれているなと思いました。

海岸線サイクリングロード、砂浜(裸足ラン出来る!)、辻堂海浜公園のぐるぐると芝クロカン、柳島スポーツ公園のトラック、湘南平トレイル&坂、車を出せば足柄峠もイケる!
そんな環境をフルに活用して楽しんでいこうと思います。

当面は、スピード強化!
ウルトラマラソンがなくなったので、スピードを磨くことをやっていきます!
5000m19分台をコンスタントに出せるスピードを!!

大会とか、そういった外的なもので楽しむのも一つですが、本当こういう情勢だと楽しむことの自給自足が大事だなぁと思います。

僕は割と一人で引きこもって遊ぶのも好きだし、本読んでて気が付いたら夕方だったとか、リクガメ眺めてたら1時間経ってたとかそんな感じなので、正直言ってこのコロナ禍と言われる状況でもそんなに変化なく暮らせています。
一番変わったのは、大会がないこと位でしょうか。

大会がなくても、運動は僕の人生の中でとても大切な位置づけのものなので大会がないからやらないということはないのでそこも変わらないし・・・。

ないもの、なくなったものに目を向けて生きるより、今あるものに目を向けて生きるほうが僕は好きなので。

そんな訳で、富士五湖ウルトラはまた今度!ということになりました。
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チャレンジ富士五湖、エントリーしました! [チャレンジ富士五湖]

・・・・・富士五湖の湖はまるで自分の弱さを映す鏡のようだ。

山中湖で、「ああ、寒いなぁ・・・ペース上げて体温上げたら後半死亡するしな・・・」

河口湖で、「まだフルしか超えてねーのに脚きてるんですけど!」

西湖で、「この湖畔の道、いつまでくねくね続くんだよオイ!」

精進湖で、「もうこの湖畔の道、お腹いっぱいです・・・・」

本栖湖で、「ゲロゲロゲロ・・・(吐く)」

悪態と吐しゃ物にまみれた思い出の中にキラリと光る、北麓公園フィニッシュの瞬間の喜び、朝焼けのきれいさ、富士山の雄大さ、エイドや応援の方、ランナーさんとの交流、、、、

そんな思い出だらけのチャレ富士があるというのをネットで知ってから、週間走行距離は80kmまで戻り、またあの五湖と戦うのか・・・・と戦慄しつつ、でもなんか楽しみというドMというかバカというか。

「あんたバカぁ!?」

という声もこだまする脳内の中、昨夜エントリーしました!

今回は前回の記事で書いた通り、4LAKESにエントリーしました!

先週、4日で100kmを走破した変態ランナーこと奥さんからは12時間切りを厳命されており(仕事休みの日に60km走したらしい)、昨日エントリーの際に、

こばすけ「予想フィニッシュタイムは13時間半で良いよね?」

奥さん「12時間でしょ(感情の一切籠っていない声で)」と野菜を刻みながらこちらを一切見ずに回答。

こばすけ「・・・・御意」

もうそんな、笑いフラグしか立たない富士五湖。

必ず何かが起こる富士五湖。

楽しみでしかない富士五湖。

準備の過程から楽しんでいきたいと思います。

例年の流れなら、11月丹沢ハーフ、12月湘南国際、1月館山若潮と、フルに向けて走って、そこから富士五湖に向けてという感じで準備をしていました。

フルでは3時間30分切りを目標に昨年は走ったのでかなり速いペースでのランが多かった11月~1月。

現状、故障からようやく復活して月間280kmまで走れるようになってきて、4:30/kmで5kmとかは走っているけど、5:00/kmでフル走るとかはちょっと遠い感じ。

今思っているのは、速いペース(4:00~5:00/km)で3~10km走るのを「スピード系ポイント練」と位置付けて、ウルトラのペース(6:00~7:00/km)で20~60km走るのを「ロング系ポイント練」と位置付けて、やっていこうと思っている。

つなぎのジョグは気持ちのいいペースで、だいたいピーク時で週間走行距離100km位、他は80km前後のボリュームを確保する感じ。

大会がないので、なんかこう「限界突破!!」みたいな感じを体験できないままチャレ富士へ行くのでそこが不安ですが、まぁ「限界突破!」はどうせレース中するのでいいでしょう(遠い目)。

そしてもう一つ。「ギア・食糧問題」。

この状況での大会開催ということでエイドの物が従来の物ではないらしい。

僕の場合、小麦アレルギーがあるので、そもそもあまりエイドには頼れないのですが今までのようにフルーツとか切って置いておくとか、感染症対策的になさそうなので自分で用意する感じになると思う。

100kmずっとジェルをすすって走るのは僕、無理なので良い補給食もロング走で探す必要が出てきます。

食い物、そしてザック、そして何よりシューズ。

今のところ、毎度おなじみOnのCloudXか、Cloudflyer、Cloudflowあたりが候補なんだけど、ここ一年位、シューズを履き分けするようにしてて、それで得たフィーリングだと、Cloudflowは「速く走るシューズ」で、Cloudflyerは「ゆっくり長く、脚を守ってくれるシューズ」で、CloudXは「オールマイティ!!な、シューズ」。

今のところ、Cloudflowは5km~フル決戦シューズで、ウルトラのペースだと合わない感じがしています。

Cloudflyerは、ジョグで良く使っていて二足目なのですが、大会で使ったことがなくてそこが唯一の不安点。

今までウルトラで使ってきたCloudXで行くのがまぁ無難なんですが、最近Cloudflyerも急上昇してきていて、この辺もロング走で試しながらやっていきたいと思います。

ギア・食糧問題は、そんな感じ。

「そもそも大会開催あるの?」

って声も聴きますが、それは僕のコントロール出来ない所なので、僕は僕のコントロール出来ることに集中して富士北麓公園に笑顔で飛び込める自分を作っていくことをしていこうと思います!!



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チャレンジ富士五湖、4LAKESにするか?5LAKESにするか? [チャレンジ富士五湖]

なんか、打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?とはパクった割にはえらいカオスな感じのタイトルになってしまったが、来年チャレ富士があったとしたらずっと考えていたこと。

「自分の可能性を自分で否定しない」
「3度目の正直」

ということを胸に、去年は湘南国際でサブ3.5を達成して「よっしゃ5LAKES制覇じゃ!リベンジじゃ!」となっていた所でのコロナによる中止。

その後エントリーしていた大会も続々中止となり、その期間を使って完走証等の整理をしていてわかっていたけど改めて気づいたこと。

「数字上、俺5LAKES無理じゃね?」

そう、僕の100kmベストタイムは13時間10分なにがし(@2019野辺山)。

15時間の制限時間で118km走破せよというチャレ富士5LAKES。

「100km走った後に、18kmを1時間50分で走る脚は俺にはねぇ!」

これをひらつか夢リレー12時間個人で二年連続で表彰台に上がっている変態ランナーこと奥さんにぶつけてみると、「ああ、確かにそうかも」と。

ちなみに奥さん、フルは3時間40分なにがし(@2020館山)、100kmベストは11時間50分なにがし(@二回目の日光ウルトラ)、そしてひらつか12時間走ではだいたい100kmを走破している。

奥さんはフルとかハーフでは僕より遅いが、スタミナがえぐい。タフ。

その奥さんは5LAKESを毎回完走している(僕は前回本栖湖であがいて最後精進湖で沈んだ)。

で、その奥さんをして、「100km超えて残りの18kmに3時間は残したほうが良い」と。
※ちなみに奥さんは5LAKESを14時間20分なにがしで完走してた気がする。

つーことはやっぱり100km12時間切りじゃないっすか。

で、奥さんは「5LAKESに行くならゴールすることを目標に行くけど、あなた4LAKES行くなら12時間切り必達位の勢いで行かないとと、船津の坂とか全走りだから(半笑い)」とのたまっておりました(;^_^A

変態ランナー曰く「フルで3時間半切れたんだから。岩本さんの本ではもうサブ10も視野に入る位のポテンシャルなんだから!」

ポテンシャルって・・・・ラミレス監督も「3割、30本、100打点のポテンシャルがある」と言った選手の中でそれ達成した人何人いるんすか・・・・(;^_^A
話はそれるが、佐野はすごかった。あんなにすごいとは・・・・!!

そんなポテンシャルがあるのかないのかは別として、「事実」として、僕の100kmの力はそれくらい。

100km12時間切ったという「事実」というか「実績」を持って5LAKES。

これが結論。

来年のチャレ富士は4LAKES12時間切りを目指します。

面白くなってきました♪

まずは週間走行距離を少しづつ伸ばしていって、あと最近今までウルトラで使っていたシューズのCloudXもいいけど、やっぱCloudflyerいいんじゃね?ってのと、Cloudswiftも試してみたいと思っている今日この頃。

ギア選びもトレーニングも、なんだかおもしろく加速していきそうな予感。

半年後の船津の坂で奥さんにケツ蹴られないようにがんばります(;^_^A

とりあえず、明日は鎌倉へ30km走!やってきます!







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チャレ富士中止。 [チャレンジ富士五湖]

今日の夕方五時、仕事中にも関わらずホームページを確認すると「中止」とのこと。

そりゃそうだよなぁ~。

ここまで色々検討し、悩んで、結論を出したであろう運営の皆様には感謝しかない。
また次の機会に、しっかり挑戦できる体をつくっていくのみです。

実は僕、一時の横浜ベイスターズみたいですが、「今年は、違う。」という感覚を走りで得てきていました。
変態ランナーこと奥さんからも「なんか刻めるようになってきたね!」とお褒めの言葉も頂いていました・・・。

それだけに、今年挑みたかったですが、こればかりは仕方ない。

今日までのチャレ富士に向けて走った中で見た足柄峠の絶景、頂上での達成感、ロング走で走り切れた達成感、楽しさ・・・これは、きっとかけがえのないもの。

大会があってもなくても、ランは楽しい!

繰り返しになりますが、今日まで色々検討頂いた運営の方々・・・・ありがとうございました!!


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「富士五湖5LAKES三度目の正直プロジェクト」始動。 [チャレンジ富士五湖]

去年の春・・・惨敗。

去年の秋・・・・惨敗。

100km13時間かかる僕が、15時間で118kmはキツくね?

と、いうのはわかっていたけど、いくらなんでも秋は完走出来るんじゃないかとか甘い見通しがあったんだけど結果は上記の通り。

ここまで完走出来ないと、意地でも完走してみたくなる。

「完走したい」と思っても、思ってるだけじゃ出来ないよということで今回は結構準備の内容を見直してみました。

まず一つ目は、ポイント練となるロング走。

今までは国道をひたすら30km走って、そこから30km戻ってくるとかの60km走だった。
※20kmでも30kmでも同じ考え方。
しかもコンビニでガッツリ休みつつやっていた。

これを、信号の少ないコースで行ったり来たりしてほぼストップなしで走り続けるコースでやることにします。

ペースもその時その時でしっかり設定してやります(今までは6:15~6:30/km)。
基本ペースは5:45~6:00/km。

湘南国際マラソンの前に周回コースとかでノンストップで30km走とかやっていたら、信号のあるコースを走るより遥かにキツくて、結果走力が上がっている気がしたのでこれをウルトラにも適用することにした。

今までのマラニック的だったロング走からマラニック的な要素をなくす感じ。

二つ目は、スピード走(5000m)のち20kmジョグ。

ウルトラ期に入るとスピード系をやろうやろうと思いつついつもやらなくなっていたので、今回はやります。
これも、5000m(19分台~21分台で)をドカンと走った後にペースは不問で20kmジョグる恐怖のラン。
湘南国際マラソン前に近所のぐるぐるコースで5000~20000mをやって、その後ジョグして家に帰るのが本当にキツく、でもこれもフルの終盤の粘り強さに繋がった気がしたのでこれもウルトラでもやってみる。

三つ目は、精神的な限界突破。
石橋を叩き過ぎて割ってしまう性格で、どうしても殻を破るようなことが特にウルトラで出来ていない気がします。
具体的に言うと、故障を恐れすぎて一歩踏み込んだ練習をしていない。
現状だと、一歩踏み込んだことをしていかないと、多分富士五湖で完走出来る事はない気がする。

これらを大きな変更点として、やっていこうと思います(ちなみに変態ランナーこと奥さんの意見も加えました。出てくる案の厳しいこと厳しいこと(笑))。
これらのランを軸に足柄峠走も入れていき、起伏にも負けない脚作りを!

今までの準備もやっている時は本当にきついなぁと感じつつやってましたが、今回のは本当にヤバいやつな気がします(;^_^A

結果はどうであれ、最高の結果を得るために最高の準備をしようということで。

館山若潮マラソンから、実はこのプロジェクトは始動していて、今週は「週間走行距離100km」の週でした。
これは今日の仕事の後7km走れば達成です。。。

熱い熱い、2月、3月、4月を過ごして行こうと思います!!
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2019年チャレンジ富士五湖 秋 最終話 「教えられたウルトラランナーの矜持」 [チャレンジ富士五湖]

ウルトラマラソンの大会に出るようになって、頭にこびりついて離れない風景があります。

三年前、野辺山ウルトラマラソンでリタイアしてバスで会場へ戻るバスの中から見た風景です。

その時、馬越峠入口でリタイアし、バスは滝見の湯へ戻っていくコースを走っていて、吐き気とか、レースを降りた悔しさに混ざるもう苦しい思いをしなくていいという安堵感、様々な感情が入り乱れる中、窓の外に見えたのは滝見の湯エイドを出て、馬越峠へ向かうランナーの姿でした。

思わず時計を見ました。

もう次の関門は厳しい時刻。
すべて走れれば間に合うでしょうが、ここから先をすべて走れる走力を持つランナーならば今この時間にここにはいないはず。

なんでそんな状況で、前へ進めるのか。

自分にはない強さを持つ、そのランナー達の姿に自分もああありたいと思うようになりました。

なんか、すべてのことに「なんだこの野郎!!」と足掻きまくっていた頃を経て社会人になり、色々あって良く言えば丸くなった、悪く言えば、諦めのいい大人、「まぁ、仕方ないよね」で何事も終わらせるような感じになっている感じ、、、別に仕事に不満も特にないし、周囲の人にも恵まれていると思う。でもなんか持て余している自我、、、というか、なんかヒリヒリしたいとか、自分と勝負したいとか思っているうちにハマってしまったランニング。

ウルトラの後半、本当にツラくなってくると一歩一歩に魂を込めるような感覚があります。
それがなんとも、自分の持て余している何かを燃焼させている感じや、弱い自分と勝負をしている感じがあり、毎年ウルトラを走るようになりました。

そんな自分の思いや、収容バスから見た風景を見て思ったこと。それは、

どんな状況でも、一歩前へ出れる人になりたい。

先を悲観する前に、一歩前へ行けるように。

そんなことを思うようになりました。

そういうことは胸にあるものの、長い本栖湖の周回、間に合うのか。と弱気になります。

景気よくエイドを飛び出したものの、体は相変わらず。

トボトボ歩いていると、後続のランナーに抜かれて行きます。

「ファイト」

「走れば関門に間に合う!あきらめるな!」

「最後までやりきろう!」

抜きざまに頂いたエールです。

返事はするものの、体がどうにもならない。

「こういう時、諦めるんじゃなくて足掻くんじゃなかったのか?」

そんな気持ちになったら走り出していました。

走らないと87km関門に間に合わないこともあって、必死こいて走りました。初めて見る身延町の看板も、千円札のビューポイントも最高でしたが、とにかく必死に本栖湖を眺めながら走り抜けました。

雨も降ってきましたが、気にせず進んで行きます。

「まだ、ゴールはここじゃない」

走って走って、、、最後少し歩いて、また走って、、、ボロボロですが87km関門に閉鎖8分前とかだったと思う・・・・なんとか到着しました!!

なるべく早く補給を済ませて、関門を飛び出しますが、また攣り攣り祭り。

本栖湖でがんばったツケも結構きています。

歩きながら、「あと一時間半で99.1kmの西湖公民館か・・・」なんとかなるかな。

ゆっくり走り出しますがすぐに内転筋が攣ってしまいます(;^_^A

歩いて回復を待つも、なかなか戻りません。

この時、「これじゃ赤池大橋の登りは無理だな」と一瞬思った瞬間、一気に体の他の所まで言うことを聞かなくなってきました。

今思えば、これがこの日の敗因でした。
気持ちが負けると、体も負けます。

今までの様々な大会で色々なウルトラランナーの姿を見たり、励ましをレース中受けて、受け取っていたウルトラランナーの矜持、ここでどう出るかが分かれ目だと思います。
極限状態で自分の在りたい姿でいられるか、どうか。

ここで走れる人がウルトラランナーなのでしょう。

そしてここで走れない僕は、まだまだです。

そんなで走ったり、止まったり、歩いたりを繰り返しながら、次の旧精進小学校エイド(90.7km)に着くのに大量の時間を吐きだし、15:38分に到着。

後40分で9km・・・・赤池大橋・・・・悔しいが、ここまでか・・・・

この日、朝の4時にスタートした時計を止め、バスに乗り込み、今日の僕のゴールは旧精進小学校となりました。

ゴール地点に戻り、あまりに気持ち悪かったり、脚がガタガタなのもあり奥さんの予想ゴール時刻まで時間があるので体育館内で仮眠を取りました。

仮眠後、少し回復。

霧が出て、雨も降る富士北麓公園に帰ってくるランナーを迎えつつ、奥さんを待ちます。

帰ってきました!

「暗いし、寒いし、雨だし、よく帰ってこれたわ~」と駆け抜けていきました(;^_^A

そんなで奥さんは無事ゴール!

いや、本当すげえわ。

僕も少しだけ、少しだけは強くなったけど、今まで教えてられてきたウルトラランナーの矜持を体現するにはまだまだ。

まだまだ道は、続きます。
結果こそ残念なものでしたが、楽しかったし、初本栖湖も味わえました♪

大会運営の方、ボランティアの方、応援の方、関わった全ての方々、、、ありがとうございました!!

そしてspecial thanks・・・・ということで本栖湖で僕に檄を飛ばしつつ抜いて行って下さったランナーさん・・・ありがとうございました!!おかげで復活して、長くレースを楽しめました!

2019年チャレンジ富士五湖 秋 最終話 「教えられたウルトラランナーの矜持」

おしまい。








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2019年チャレンジ富士五湖 秋 第二話「訪れた試練」 [チャレンジ富士五湖]

「足和田出張所を出た後は激坂。どーぜ歩くなら食いながら登る。私らレベルで足和田でのんびりする時間はないよね~」

毎度毎度のことながら、奥さんの「私ら」に自分は含まれていないって!

「僕、一般人。君、変態ランナー。一緒にしないで!(令和元年こばすけ家流行語大賞ノミネート)」

と、プチ突っ込みを入れたくなりながら、西湖へ続く坂をスタスタ歩いていく。

登りを終えて、西湖湖畔を進んで行く。

春の富士五湖は全く気が入らず歩き倒した場所ですが、今回はしっかり走っていきます。

野鳥の森公園あたりからはスライドも始まり、元気が頂けます♪
うどん食べれるのいいなぁと思ったのは内緒です(;^_^A

赤池大橋の下りは奥さんにブーストがかかり、必死で食らいついていきます(笑)
だから、だから何で、普段のキロ5ペース走ではついてこれないのに、ここで、60km以上走ったテメーはそんなに走れるんだぁ!!

と、ドリフばりのタライ落としを食らわしてやりたくなる衝動を抑えつつ景色を眺めつつ赤池大橋を走り抜けます。。

「あぁ、帰りはここを登るのか」

一瞬思いました。

思いました。

この一瞬のネガティブ思考がこの後僕に大きくのしかかってくることになります・・・。

それはまだ未来の話。

そして精進湖に入る所で、ついに体がしんどさを感じてきました。

まぁ、これくらいは想定内。少しグズグズすることでペース表に対してわずかにあった貯金を減らしましたが、またオンタイム。

河口湖、西湖、精進湖と私設エイドではとてもお世話になりました。

精進湖で私設エイドを毎年してくださっているという女性の方と奥さんのトイレ待ちの時にお話しした際に、「何が一番ランナーさん喜んでくれるのかしら~」と聞かれて、「もう甘いものだらけなんで、用意してくださっている生茶とか最高っすよ!」とか言いつつ頂きましたが、本当は「私設エイドをしてくださっている、応援してくださる、それだけでもうすでに一番うれしいです!!パワーになってます!!」と言いたかったのですが、そんなこと恥ずかしくて言えないのでここに落書きしておきました。

本当に他の所でも、私設エイドの方の応援に背中を押してもらえました。

ありがとうございました。

そんなで、「100km、71km」と「118km」の分岐に到達。

なんか精進湖入ったあたりから体中が緊急信号を出し始めており、少し歩きも入り、本栖湖に入る直前の地下道の階段で脚がガタガタであることを悟りました。

やべぇ。ガタガタだぞ。とりあえず、大エイドまでなんとかしなくては!

そんなで本栖湖県営駐車場に到着。

75km。

ドロップバックを受け取り、補給しているとなんだか味覚が変。
食べていると吐きそうになります。なんかすげー気が付いたらえらいことになってる俺!!!

「顔、土気色だよ!!」
※ちなみにこの時に奥さんに撮影された僕の写真は真っ白に燃え尽きておりました(笑)

「え?」

そんなでドロップバックをもぞもぞしているうちに両足が攣り攣りカーニバルを勝手に開催し始めて、動こうとすると脚が攣る状態に(笑)

オイオイ反抗的だな俺の体。笑っちゃうよ。
ぴくぴく動いている脚の筋肉を眺めつつ、ニヤニヤしてしまいました。

・・・・いやいや、笑っている場合じゃないって!

数多いこばすけのレース潰れのレパートリーの中でも最大・最強クラスのモノがきました。
これも想定内なんだけど、やっぱりキツイなぁ。
ベストタイムを狙うってこういうことだよなぁ。
ペース表の予定時刻はどんどん過ぎて行きます。

そうだ。奥さんには行ってもらわにゃ!

「とりあえず、今の時点では完走ラインにいる。俺もなんとか今はやべーけど最善を尽くす。先に行ってくれ!!」

ここで奥さんとは別行動になります。
ヘボランナーに付き合わせて、完走出来ないなんて、申し訳なさすぎるので行ってもらいました。

とりあえず、胃薬と芍薬甘草湯、ジェルを流し込んで、一度レースは終わったと思ってシューズの紐を緩めて体を休めました。

休めた後、「よし!1000円札のビューポイント行くぞ!!」と立ち上がりました。

エイドを出る際にボランティアの方に「時間内に戻って来いよ!!」と送り出されました。

「ありがとう!必ず戻ってきます!!」

まだ終わらない。

俺のチャレンジ富士五湖は終わらない。終わらせない。

そう思って、本栖湖県営駐車場を後にしました。

2019年チャレンジ富士五湖 秋 最終話 「教えられたウルトラランナーの矜持」に続く。
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2019年チャレンジ富士五湖 秋 第一話「夜明け前」 [チャレンジ富士五湖]

真っ暗な富士北麓公園に着いたのが、AM1:30のこと。

それから会場に入り、、、そうそう、春と比べると参加人数がすごい少なくトイレなどすげぇスムーズでした。。

そんなで荷物預けやらなにやらしていると時間はあっと言う間にスタート前。

この日作ったペース表は、ペース表をそのままトレース出来て、18:45分のゴール。

しかし、このペース表作成時、一度「バーチャルDNF」をしてしまいました。
バーチャルDNFとは、ペース表作成時に関門に引っかかることです。そんな奴他にいるのか・・。。

それくらい、僕にとってはチャレ富士の5LAKESの制限時間は厳しいです。

だから面白いのですが。

とにかく、慌てない。楽に行く。前半に余計な貯金を作ろうとかしない。

淡々と走り、楽しんで走る。

がんばるのは、後半戦。

そんな気持ちでスタートしていきます!!

夜明け前のスタートで一時間位は暗い中を進んで行きました。。
この真っ暗の中でのランが脚にダメージが来る感じがあります。あと路面に注意を明るい時に比べてかなり向けるからか頭も疲れる感じ。
暗い中でのランは昼間とは違う種類の疲れがある気がします。。

山中湖あたりで夜が明けてきて、きれいな朝焼けが見れました~♪

走りつつ、急ぎたくなる気持ちをペース表を見て落ち着かせ、奥さんの「後半も走り続けないと完走出来ないよ」を思い出しつつ走ります。。。

この「後半も走り続けないと完走出来ないよ」が僕にとって難しい課題で、前半突っ込んで潰れてもダメだし、後半に脚を残しつつ進んで行くとしても、完走するなら制限時間から要求されるペースがあって、それが走行時は6:30/km(下り坂は6:00/km切る位)、登り坂では7:00/km位のペースでした。多分これにエイドとかトイレ、信号待ちの時間を加算していくとあっと言う間に完走デッドラインのペースになっていくだろうという計算でした。

しかも僕の場合、「100km自己ベストペースで行き、かつ脚を後半戦に残す」という、なかなかのセルフ無茶振り。

このチャレンジ、面白いんですけどね。ペース表作っている時点で痺れました(笑)

第一関門の山中湖交流プラザきららでライトを預けました。
後々思えばこれが失敗でした。
奥さん(18:20頃のゴール!)曰く、船津の坂あたりで真っ暗でライトがなくて怖かったと言っておりました・・・。あ、ちなみに僕は・・・・90km当たりでりt・・・・以下省略。

そんなことを考えながらエイドでフルーツがあれば頂き、山中湖の周回を終えて北麓公園への登りに向かいます。。

この登りもリズムよく上がっていくことが出来ました。

この辺は足柄峠走が効いているなぁと実感しました♪

北麓公園を過ぎていくと今度は船津の下り坂。

飛ばしすぎないようにリラックスして降りて行き、今回は下り切った所のエイドがステラシアターの先にあるので、この区間が長く感じました(;^_^A

河口湖大橋あたりでは毎回富士山がきれいに見えるのですが、この日は残念ながら見えず・・・。

この辺で奥さんと「そう言えば午後雨降るかもって言ってたね」と会話・・・・。

この辺では水を被る位暖かい陽気でしたが(素晴らしいラン日和)、まさか午後にあんな陽気になるとは・・・・(;^_^A

そんなことは知る訳もなく、足和田出張所に向けて進んで行くのでありました・・・!!

そんなこんなで足和田出張所に到着!

想定よりトイレに行かなかったり、エイドもペース表で想定していたより短縮できたので足和田出張所到着が予定表だと、10:32到着予定でしたが、早く到着することが出来ました♪

ここでドロップバックを受け取り補給を済ませて、西湖へ向かいます!

我ながら、ここまでは計画通りでした(;^_^A

まだ56kmですからね・・・・この先からが僕の課題となる区間。

2019年チャレンジ富士五湖 秋 第二話「訪れた試練」に続く。

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