SSブログ
館山若潮マラソン ブログトップ
前の10件 | -

館山若潮、初の低温雨中フル。装備振り返り。 [館山若潮マラソン]

今まで何故か天気に恵まれることの多かった僕の参加した大会。

夏の8耐で雨だったけど、あれは夏だし逆に快適だった。

秋の富士五湖は雨の準備を全くせず、本栖湖でずぶぬれになり冷やされ、意欲から何から何まで持って行かれた(;^_^A

あの富士五湖を思うと、今回はなんとしても装備をなんとかしないと!

と、足りない頭をフル稼働させて出撃した装備。完全に備忘録。

頭:帽子
上半身:Onウェザージャケット+ウェザーシャツ+ファイントラック
 ※ウェザージャケットのフードはほぼ終日被りっぱなしだった。
  今回は大丈夫だったけど、もっと長距離になったら耳とフードが擦れることがあるかも?
  雨ランでフードを使うことが想定されるときは、耳にもワセリンか?

手:RLのメリノ手袋+ビニール手袋
 ※ビニール手袋、蒸れて嫌になって途中で取ってしまい、その後給水でミスして手の甲を思い切り濡らす等して一気に冷えてしまった。。ビニール手袋で雨は完全に防げた。
ビニール手袋の手のひら側に小さな穴をあけておいて蒸れを防ぐのはアリなのか?今度実験。

脚:ノースフェイスのハーパン+アンダーアーマーのコールドギアタイツ
  膝に一応ニーダッシュ。
  ※特に雨の影響はなかったように思う。

足:On クラウドフロー+RLメリノウールソックス
 ※メリノウール、雨にも負けず足は最後まで快適でした♪
 ※和紙布も対水に関しては最高ですが、生地が厚いソックスが好みなので僕はメリノ派かも。

補給:メダリストジェル1個→使用せず
   メダリストBCAA粉1個→ハーフ地点で使用
   補給はエイドのバナナ、ジェルを頂くので十分足りました♪

今後も色々大会に出ていく中で、雨ということもあると思うので今回は装備を試すことで課題等も新たにわかったので、これを活かして次につなげていこうと思います♪

完全な備忘録記事。。

館山若潮マラソンシリーズ、これにて終了~。

================================
館山若潮翌日から、「富士五湖、三度目の正直プロジェクト」始動しました!

どちらかというと、石橋を叩き過ぎて割ってしまう残念な僕の性格。

去年のウルトラ準備段階のロング走とか、セット練も、そういった傾向が出ていて後から考えると自分の殻を破る(=5LAKES完走)という意味では物足りないものでした。

準備から、攻めていこうと思います。
nice!(6)  コメント(0) 

2020年館山若潮マラソン 最終話「運営管理車からの檄ごっこ。そしてウルトラへ」 [館山若潮マラソン]

雨はやむ気配もないけど、そんなに強い訳でもない。でも寒い。

そんな気候の中、激坂やゆるゆる坂やら、まぁとにかく館山の30km近辺はそんなのばっかでリズムよく上がっていく。

ふと、気が付くと奥さんの気配がしない。

後ろを見ると5~10m位後ろにいる。

こんなことがゴールまで何度かあり、見ると本気で粘っている雰囲気。

だいたいフルマラソンは一緒に走ることはそうないし、しても今回のようなタイムアタック的なノリではなく、「脚作り」であることが多いのであんまり奥さんのこういう表情は見たことがありませんでした。


なんか、12時間走の11時間から笑いながら走り出すとか、チャレンジ富士五湖のラストの船津の坂を全走りで登るとか、変態ランナー的エピソードに事欠かない奥さん。

変態ランナーの奥さんをして「いや、マジでフルはきついし、そんなスピード(僕のスピード)は出ないから」と、度々言われても、僕からしたら「いや、ウルトラでアレだけ走れるやん!」ていうのがあったので、どうもその発言は説得力に欠けるものでしたが、どうもこの姿を見ていると、どうも変態ランナーも人間だったのか・・・・と思えてきます。

いつもウルトラでは散々引っ張ってもらって、僕が引っ張るのは足ばっかりなので、なんとか奥さんが自己ベストしたいなら、前を引っ張って少しは恩返しをしなくては・・・僕もいい加減疲れてきたけど、恩返ししないとだし、ここでの粘りがきっと春の富士五湖と野辺山につながる!

そんなことを思いつつ、応援の方達に背中を押してもらいつつ、海岸線に戻ってきて、毎年楽しみにしている私設エイドでコーラを頂いて、時計を見ると、まだここからキロ5切っていけば3時間40分狙える所にいましたが、キロ5切っていくのは奥さんがきつそう。

奥さんは気持ちで走るタイプなので、弱気になるようなこととか、余計なことはゴール寸前まで言わず、とにかく奥さんの数m前を引っ張るイメージで走り続けました。

そんなで37kmあたりまできて、奥さんの自己ベストは現状の5:15/kmを下回らなければ達成出来そうな感じです。

・・・ここは、アレだ!

年始に見た箱根駅伝。そして「もうひとつの箱根駅伝」とかで見た各大学の監督の檄。

アレを飛ばすしかない!

「5:15/kmを切らなければ、自己ベスト達成!すごいよお前!すごい!」

「インフルの苦しさに比べたら、この苦しみは苦しくないぞ~。」


そんなで青山学院やら東海大の檄をパロったりして、奥さんに激を飛ばしていると・・・・

何故かそれに反応する方が現れ、一緒にラストスパート(;^_^A

ラスト数km地点で、「がんばれ!自己ベスト出るぞ!出すぞ!」「粘れ!もうゴール地点は見えてる!!」と肩越しに奥さんに言ったら、他のランナーさんに誤爆し、「はい!ありがとうございます!!」とまさかの返事が。。超赤面。

本当すいませんすいませんすいません。

ま、楽しければいいか!!

そんな誤爆やら、応援の力やらで、ついにゴール!

グロスでも3時間45分切れて、手元の時計で3時間41分なにがし。

奥さん、自己ベスト達成となりました!!

ゴールした後にも誤爆したランナーさんにお礼を言われ、超赤面でした(;^_^A

そんな楽しみ倒した館山若潮マラソンでした。

今回、例の台風でかなり厳しい状況の中大会を開催して頂き、本当にありがとうございました!
また館山の皆さんの応援が本当にありがたかったです。ありがとうございました。
大会に関わった皆様、ありがとうございました!!

2020年館山若潮マラソン 最終話「運営管理車からの檄ごっこ。そしてウルトラへ」完
nice!(7)  コメント(5) 

2020年館山若潮マラソン 第二話「悪天候のフルマラソンの恐ろしさ」 [館山若潮マラソン]

方針変更もあり、腹を括って走り出します。

この大会唯一のスライドゾーンで3時間45分のペーサーを発見。

奥さんが「あそこか・・・」と後ろで呟いている。
その呟きを聞いて、やっぱり自己ベスト近辺を狙うんすね。と再確認。

「とりあえず、今すぐ追いつかなくてもこの差はスタートライン通過時刻の差位だから~。多分このペースで刻んでいけば、ラスト数kmの所位で追いつくっしょ。」と声を掛けて進んでいきます。

それにしても、4回目の参加になる館山若潮。

いつもはいい天気で遠くまで見えるのにこの日は寒いわ、雨だわの陽気。

何日か前に検討して、整えた装備で「変えられないもの(=天気)を受け入れる力(装備)」はおそらく手持ちのギアの中では最強レベル。

開けた所で思い切り来る風がマジで冷たく感じるけど、雨で体が冷えることもなく快調に進んでいきます。。。

この装備、なんとか後3時間位持ってくれ。
そして雨脚よ、これ以上強くならないでくれと祈ります。

もう多分フルマラソンは15回位?はざっと参加していると思いますが、雨と低温は初めてで、ある意味いい経験になるなぁ~とヘラヘラしつつ進んでいきますがまぁ寒い。

脳内にいるこばすけ想像上のキャラクター「氷の女王(アナ雪みたいな感じの人)」が、「止まったら、低体温症まっしぐら~!」とか言いながら脳内のスケートリンクを滑っている。

そんなキャラクター登場もありつつ、いやマジ、こりゃいつものフルマラソンとは違うなぁとニヤニヤ。

笑っているうちはどうにかなるでしょうと、進んでいく。

所々で、この悪天候の中応援してくださる方がいて、感謝感謝でした。

途中、暑くなってきて、手袋の上にしていたビニール手袋を取りました(これは多分失敗だった。この後ゴールまでしなかったのですが、雨でぬれた所からめちゃくちゃ冷えて40km過ぎ位から手がかじかんで痛い位でした(;^_^A)。
当然ウインドブレーカーは脱がず。

そんなで房総フラワーラインも通過。菜の花がきれいでした~♪
エイドでバナナを頬張り、「快調。快調。」と確認して進んでいきます。

時折、僕のペースが速くなり、奥さんが離れる時があり後ろを見ると「そのペースでは行けないよ」という顔をしているのでペースを調整しますが、「こいつ、本当にきついのか・・・・?」どうしても一緒に走るウルトラではそういうことはまずないので半信半疑ですが、フルマラソンの距離までは僕のほうが何故か先着しているのできついんだよな。

でもなんだかんだラスト数kmになったら「あははは~!」とか言ってキロ5で走り出すんだろうなぁとか考えつつ進んでいきます。

おそるべし変態ランナー。おそるべし今日のコンディション。

そんな脳内の妄想だらけでハーフ通過。

上げていけば、3時間40分切り、イーブンで3時間45分位?

という時間で通過していきました。

「ここからペースをキープできるかなぁ」と後ろから奥さん。

「まぁアップダウンもあるからね!でも足柄峠とか、馬越峠とか船津の坂とか、ああいうイっちゃっているやつじゃないし。とりあえず行くべ~」と会話して、進んでいきます。

応援やハイタッチのおかげで、どのフルでも一度キツイ波が来る25km近辺も快調に通過し、いよいよ30km地点。

館山名物の「激坂あり!」の看板がありました。

いつもこの看板を見ると、何故かフリーザ様が元気玉を食らった時の「こんなもの・・・・こんなもの・・・・」というセリフを思い出します。

そんな気持ちでグイグイ登っていこうってことで。

激坂に挑む後半戦。歓喜のゴールなるのか?

粘りあり、赤面あり、誤爆ありのゴールまでの道中。

2020年館山若潮マラソン 最終話「運営管理車からの檄ごっこ。そしてウルトラへ」に続く。



nice!(4)  コメント(2) 

2020年館山若潮マラソン 第一話「方針変更の空気」 [館山若潮マラソン]

昨日の朝3:00起床。
窓を開けると・・・・雨。雨。雨。

やっぱり雨か・・・・なんだかんだ晴れると思ってたけど、雨ですかそうですか。

そんなで、4時には愛車フィット号で館山に向けて出発!

順調にベイブリッジもアクアラインも突っ走り、7:00前位には駐車場に到着!!

天気は雨で、トイレに行くか・・・・と車の外に出ると、「やべー寒い!!超寒い!!」。

トイレで大をするとケツと手がかじかむ勢いの寒さ(やめろと)。

これは、もういつものマラソン走るようなスタイルではなく、ウインドブレーカー着込んで、防寒対策および雨対策をして行こう・・・と奥さんと話しました。

この日に至るまで、この館山若潮マラソンをどう走るか色々逡巡がありました。

奥さんは、湘南国際マラソンが不完全燃焼だったので、館山もそれなりに走りたい。
僕は、館山若潮マラソンは、ウルトラ対策の起点の日。走り込みの一環で・・・というスタンス。

なので、当初は奥さんの自己ベスト近辺で走るペースメーカーとしての出走でした。

でしたが、本番までに奥さんがインフルになったり、当日も極寒・雨・強風のトリプルコンボが見込まれたので軽装ではないいでたちでの出走で、かつコンディションもアレだから、自己ベストとか攻めるとかはナシにして5:30~5:40/kmのペースで走ろうと、そういうことになっていたのです。

大事なことなので、もう一度書きますが、なっていたのです。

そんな話しをして、買ったばかりのOnのウェザージャケット(これがギア部門のこの日のMVP)、ウェザーシャツ(この日の助演ギア賞)を着てRLメリノウールソックス(同じく助演ギア賞)をモゾモゾ車内で履いて、仮眠して会場に入り、ホットコーヒーを飲みつつ過ごしているともう、スタート時間に!

がんばろう館山!ありがとう館山!の掛け声を上げて、本当、例の台風で大変だった、そして今もまだ大変な状況が続いていることは42km館山の街を走る中で感じ、本当に大会が開催してもらえて、感謝だし、その中で応援までしてもらえることには、本当に感謝感謝のランでした。

そんなこんなでスタート!

まぁ混んでいるし、のんびり・・・・と思っていたら奥さんが急にバーゲンセールよろしく人を縫ってブーストをかまし始めました(;^_^A

あれ、どーしたの奥さん。

2km通過。手元の時計は「5:10/km」

(;^_^A

こばすけ「ねぇ、想定より速いっすよ」

奥さん「これくらいのペースで維持していきたいな(キリッ)」

いや、あなたこのペースはあなたの自己ベストペースじゃないすか。

このコンディションで自己ベスト挑むのですか。

・・・・。

奥さん、3時間前の話はどうなったのでせうね。
車の中で話した、ペースの話ですよ。

ちょっと人間の証明をパロっちゃいましたが、人間の証明ってより、変態ランナーの証明か。

変態ランナーの考えることは本当にわからない。
わからないけど面白いから乗っかっていこう!

この時、自分には雨・極寒・強風の中、奥さんをこのペースで引っ張るという任務が与えられたのだ、、、、そして、当初の「5:30~5:40/kmで」という方針は変更となったのだ・・・・という空気を察知しつつ、駆け出していくのでありました・・・・。

2020年館山若潮マラソン 第二話「悪天候のフルマラソンの恐ろしさ」に続く。
nice!(4)  コメント(2) 

変えられないものを受け入れる力を整える館山前日。 [館山若潮マラソン]

どれどれ・・・・週末の天気はっと・・・・。

「雨・雪だぁ?!」

まぁそんなでもなんだかんだ曇りとかなんじゃないかと楽観的な私ですが、ついに明日になった館山若潮マラソン。

奥さんがインフルにかかったり、天気がアレだコレだで当初は館山コースベストを狙う勢いだったのですが、気が付いたらタイムどうこうよりも、

変えられないもの(=天気)を受け入れる力(=装備)をどうするかに夢中な館山数日前。

雨じゃなければ、Tシャツ、アームカバー、ハーフパンツのいつも通りの格好。

雨だった場合が「変えられないものを受け入れる力」を最大限に引き上げた装備でいかないと、雨・低温・風のトリプルコンボにより、こばすけ丸は沈没不可避となる。

その場合は、ここ最近、ランウェアを新調しまくっているのでそれらが大会デビューするわけなのですが。。。。

和紙布ソックスorメリノウールソックス、ファイントラック、手袋の上からするビニール手袋、新調のウインドブレーカー、これらを全て投入しての決戦となりそうです(;^_^A

これにウォータープルーフのクラウドでもあれば最強なんですが。

天気は、どーにもならないのでしっかり装備を整えて雨ランをエンジョイできるように準備していこうと思います♪

一年ぶりの館山、楽しみです!!


nice!(4)  コメント(0) 

2019年館山若潮マラソン 最終話「確かな手ごたえ」 [館山若潮マラソン]

「自分でさ、自分のことを過小評価してない?」

「お前の思う限界って、多分相当余力残しているよ。それ超えないとダメだと思うよ」

40手前のおっさんになって、高校生や大学生の頃にコーチや先輩方から言われたことを趣味のランで思い出す今日この頃。

まぁ趣味なんで限界は越えずとも、ウルトラマラソンでもう少しレベルアップしていくには多分そういう限界のラインを引き上げていくことが必要になる。

体も、心も。

そう思って、ロング走もペースをある程度決めて走ったり、ダラダラ休憩したりするのを止めて、ランオフする時はしっかり休んで、しっかり走るロング走やビルドアップの時は限界に近い所まで粘る・・・というのを去年の10月頃からやってきました。

今まで気ままに走ってきましたが、去年味わった悔しさからもっと走れるようになりたいと思うようになり、少しづつ取り組みを変えてきました。

楽しみつつもしっかり走り、ここまできた後半戦。
20km超えてからの細かいアップダウンで脚はなかなか疲れてきました。

後半戦のどこのポイントは忘れましたが、いつも「負けないで」をアカペラで歌っているおばさまに元気を頂きます。僕がこの曲を聴くのは館山のこのアカペラと、富士五湖と野辺山のゴールの時だけです♪

そして今、35kmを超えてラストの直線。
ここからの粘りの為に取り組みを変えてきました。

まさにここからがその取り組みの成果の見せ所!!

ここは、ラストスパートといかなくとも、今日イチのスピードだ。

あと7km、海を眺めながら今日イチのスピードだ。

時計をみると、「5:15/km」。

良いペースです。

このまま押していきます。

残り3kmあたりで4時間のペースメーカーが!!

ぐんぐん近づいてきます。

ペースメーカーをパスした瞬間、さっき5:15/kmラップを確認した時に「私はもうこれが限界。これ以上はあがんないから」とか言っていた奥さんが急に応援に手を振りながらペースをぶち上げ始めました(;^_^A

・・・出たよ。

こいつ、12時間走でも11時間経過後にキロ5とかで走り出すんだからフルでキロ5が出ないわけねーんだよ・・・・と心の中で悪態をつき、すかさず対応します(;^_^A

ラストの海岸線は応援がすごいです。

「どーもです!」「ありがとう!!」と言いつつ進んでいきます。。


その後は5:00/km位でゴールまで、、、駆け抜けました~♪

とても楽しいランでした~♪

しかも「あわよくばサブ4」も達成!!

このコースで4時間切れたのは本当嬉しかったです。。

最後もしっかり上げて終われ、坂もしっかり撃破出来、思い切り楽しんで走れ、4月からのウルトラマラソンに向けて確かな手ごたえをつかんだ感じで、さぁ会場を後に・・・・

と、荷物を受け取り、着替えを片付けていると、、、、

あれ?さっき朝ブースで買ったRLの手袋がありません。

えっと、房総フラワーロードで外して、どこに入れたっけ・・・・?

ハーパンか・・・・?ない!

やべー!!

買ったばかりで落としたか!!

シャレにならん!

やべーやべーとテンパりまくって、奥さんに呆れられつつ、ポケッタブルパーカを探っていたらJUNさんとliangさんにお声掛け頂きました~。

お声掛け頂いたのが服をバサバサしながら探している所だったので、最高に怪しさ満点だったと思います(;^_^A

テンパりの余韻もありつつお話し出来て楽しかったです♪ありがとうございました~♪

そんな笑いまくりつつ走った館山若潮マラソン。

やっぱり館山は面白い!と、会場を後にするのでありました・・・・。

大会運営の方、関わった全ての皆様、ありがとうございました!!

2019年館山若潮マラソン 最終話「確かな手ごたえ」完
nice!(7)  コメント(2) 

2019館山若潮マラソン 第一話「5:30/kmラップを集める旅」 [館山若潮マラソン]

「やっぱさ、テニスはサーブだよ。」

「だってさ、死ぬほどラリーして点とった後に相手にサービスエース食らったら折れるじゃん。」

「相手がビッグサーバーってだけで、受け手はレシーブと、その後のラリー、自分のサービスゲームで「相手がビッグサーバーである」というプレッシャーからミスしたり、攻め急いだりとかありそうじゃね?」

※僕も奥さんもいちおう社会人でもテニスしてました。。

おおよそ、これからフルマラソンを走る前の車内とは思えない会話が展開される、ベイブリッジを疾走するこばすけカー。

この日の前日にあった全豪オープンの余韻に浸りまくりでした(;^_^A

そんなで、7時前に駐車場について、仮眠して8時過ぎに会場入り!!

もう4度目の大会参加で慣れたものです・・・・♪

販売ブースでRLの手袋を発見し、購入!!ずっと手袋買いたかったので良かった♪

この日は、「あわよくサブ4プロジェクト」だったので、「3:30~4:00」の所に並びました。

千葉のご当地ヒーローの近くに並んだので、なんだか賑やかにスタートまで過ごしました。
アクアラインマラソンでも見たような気がする・・・・。。

で、あっという間にスタート!!

スタートして、おなじみの海を眺めながら(横に海を眺めながらのランが最高)、去年はYMCAをやっていたダンスの方々はUSAでした♪

ちなみに僕はリズム感皆無なのでUSAで忘年会はひどい目に会いました(笑)

そんなで、進んで行くとランスマでおなじみの金さん。
奥さんは突撃して挨拶しておりました♪僕も便乗しときました♪

さぁさぁ今日はサブ4狙いますよってことなので、ひたすら5:30/kmのラップをかき集める必要があります。

優秀なペースメーカーである奥さんの後方に着こうとしますが、ここでいきなり「なんか行きたそうだから、先に行ってもいいよ」といきなりジャブ。

そうなんです。最近週1のビルドアップ走などで、奥さんに先行しまくり、完全に「スピードなら俺だ」と言える状態の僕。

ですが、この日はあくまでウルトラに向けてなので予定通りで行きます。
今日しっかり走って、翌日も10km走るまでが僕の中では館山若潮マラソンなのです(二日で50km以上走るセット練にしたいのです)。。

なんか、僕が前に行こうとしては、時計を見て下がり、、、を繰り返していたのでイラッとしたんでしょうね(;^_^A

・・・・ペース感覚なくてすみません。。

そんなで、いつもの老健の前では手を振り、雪平鍋を叩いて応援してくれるおばさまにも手を振り、快調に進んで行きます♪本当に元気をたくさん頂きました♪

房総フラワーロードでは、いつもは終わってしまっていた菜の花も今年はきれいに咲いていました。
この辺で、ポケッタブルパーカと首に巻いていたジプシーカバー、買ったばかりの手袋を外してパーカのポケットにすべてねじ込んで腰に巻き付けます。。結構この辺から暑く感じました。。

本当、前日までの予報だと風が強いとのことだったので、ここのあたりは砂で大変だろうな・・・と覚悟していましたがとても快適に走れました♪

景色を楽しみつつ、ひたすら5:30/kmのラップを刻んでいきます。。。

ここまではとても順調です。。

奥さんとは勝負所は30km以降のアップダウンだろうとこの辺で話しており、35kmからは行けたらマグマで行こうと話しておりました(実際は全くマグマできず)(;^_^A
※マグマとは、、、なかやまきんに君のマグマスパゲティから取った言葉。
 ネタは動画是非見て下さい!!疲れた時に最高です!
 まぁラストスパートのことなんですがね・・・。
 ネタをパロって、「まず35km走ってください。ここまではただのフルマラソン。ここからが、マグマなんです」みたいな感じ(何言ってるかわからん。動画見ればわかります)。

そんなで、各所のエイドではクリームパンを食べる奥さんを横目にバナナやジェルを食べて、ついに30kmのアップダウンに入ります。。

僕の中でアップダウンよりも衝撃だったのが、鎧のおばさまが、今年はジャージだったことでした(;^_^A

楽器を演奏して下さる方も毎年渋い曲のチョイスで最高でした♪

一つ一つ坂を撃破して35km手前あたりの私設エイドでコーラを頂いて、最後の7kmに向かっていくのでありました・・・・!!

この時には、もうマグマのことも忘れており、ひたすら5:30/kmで走ることと景色や応援を始めとする大会の雰囲気を満喫しつつ進んでおりました・・・・。

ラストの7km。

奥さんとの共通認識で、「ラップ爆上げはせずとも上げて終わる。」というのがありました。

しかしここまでの結構なアップダウンで脚はアップアップ。

最後の戦いに挑みます!

冒頭で「先行っていいよ」と言った奥さんのお決まりの裏切りラストスパートが炸裂したとかしないとかは次の話。

2019年館山若潮マラソン 最終話「確かな手ごたえ」に続く。


nice!(7)  コメント(4) 

館山若潮マラソン、行ってきました!! [館山若潮マラソン]

全豪オープンの余韻に浸りつつ、大好きな館山若潮マラソン行ってきました!!

「あわよくばサブ4プロジェクト」大成功でした!!

確かタイムは3時間55分とかだった気がする。

で、館山若潮マラソンの次の日もウルトラに向けてのセット練・・・・

ということで通勤ランで10km。

無事、館山若潮マラソンと翌日の10kmで、いいセット練になりました♪

当日の朝は、ベイブリッジの辺りで朝焼けを見て、帰りは同じくベイブリッジの辺りで夕焼けを見て、なんとも贅沢な一日を満喫できました!!

楽しいことも、奥さんとのスパート合戦もあった面白いマラソンでした♪

いや~・・・・楽しかった。。

運営の皆様、応援の皆様、ありがとうございました!!

館山若潮ロスに浸りつつ、後日レポを書きたいと思います(;^_^A

nice!(7)  コメント(0) 

第38回館山若潮マラソン 最終話 逆襲の館山 ~最高に楽しかった~ [館山若潮マラソン]

「あ、、、菜の花がまだまだ咲くには遠いな・・・」

フラワーラインを入ってすぐそんなことを花を見て言いました。

この日もですがここ最近の寒さで植物も参っています。。
うちのベランダガーデンのブロッコリーも心配です。。

そんなことを言いつつ進んでいるうちに、雨&雪が!!!

うおおお、、、そんなに甘くないよね館山。マジ寒い。海岸線に出たらやたらと寒く感じました。

そういえば、初めてハーフマラソン走った時もみぞれまじりの中走ったなぁ・・・。

後半の5kmは歩きまくって、当時まだ最長距離が10kmで、距離を伸ばしてみようと申し込んだそのハーフマラソンの道中で、「ぜってーフルマラソンとか無理!!」と悪態をつきながら歩いたのが懐かしいです。
応援に来ていた奥さん(まだ走っていない)はそんなヨレヨレの僕を見て爆笑(;^_^A

あれがもう6年前。
今までの「勝つこと」から解放され、まったく経験のないスポーツをやる楽しさに夢中になってもう6年か・・・。

そんな思い出も振り返りつつ、中間点に!!

このあたりで、手がかじかんできます。
しかも体も冷たい・・・・。。。

あかんあかん。どうしようどうしよう。

このままでは「疲れたんだ・・・・パトラッシュ」まっしぐら。

「赤い彗星」スタイルなのにパトラッシュ。

くそう。。。やっぱりポケッタブルパーカじゃなくて、いつもの通勤ランのウィンブレ着てくれば良かったか・・・・

「認めたくないものだな・・・・自分のバカさゆえの過ちは・・・・」

そんなシャア様の名言をパロったりしながら進んでいく。

そんな中エイドから「温かい飲み物あります!!」と声が!!

うおおお神!神ぃいいいい!!とエイドへ行くと・・・・

「温かい麦茶」

・・・・ダメ!僕麦茶は・・・・麦はあかんのよ。

それ飲んだら、一瞬の温かさと引き換えに喘息発作かもっとひどいことになる・・・!!

飲み物で温まるのを諦めてエイドの方の温かさに心を温かくしてもらい進んでいく・・・・。

お腹がすいたのでバナナを食べよう・・・・と取るも・・・手がかじかんで動かないので皮がむけない・・・。

どうしようどうしよう。

目の前にいるエイドのスタッフさんはうら若き女子高生か?

ダメだ。頼めない!!

「皮むいてください」とか下ネタもいいところだ(ムッツリスケベすぎる件)。

こんな寒い中あんな笑顔でがんばっている方に、こんなおっさんがセクハラなんてありえない。

そんなくだらなすぎる逡巡を経て、結局口で皮をむいて食いましたわ・・・・(;^_^A

そんなサバイバルの様相を呈しつつも、何故か奥さんの「ありがとうブースト」現象に引っ張られハーフを過ぎてからペースアップ。

25km当たりからはアップダウンがダラダラあります。

ここを前に、奥さんと「当然ペースは変えずに登り切るよ!!打倒野辺山!打倒富士五湖の最後の坂!打倒いろは坂!打倒オクムの坂!」と確認します。

「なぁ、坂が辛くなったら元気玉くらったフリーザ様みたいに「こんなもの・・・!!」と言いながら登れば登り切れるよ」

と奥さんに言ったら、また「はぁ?」みたいなおなじみのリアクション。

なんでこんなに漫画ネタが通じない奥さんに僕が漫画ネタを突っ込むのには理由があって・・・

結婚前に、僕の携帯の着メロが「ギニュー特戦隊のテーマ」だったのですが、それを聞いてすぐに「これギニュー特戦隊じゃん!!」と奥さん言ったんですよね。。。

何故・・・・なぜあれがわかってこれがわからないんだ。

そんなことがあったので、奥さんがわかるネタに会えることを期待してブッコみ続けています。

そんなで坂の所におられる鎧のおばさまにも挨拶して進んでいきます。。

いつも確かハーフ過ぎでいつも楽器を演奏してくださっている方も、他すべての応援の方もこんなに寒いのに・・・・マジでありがとうございます。。。

そして、liangさんから教えてもらっていた30km過ぎの私設エイドもお世話になりました!!
美味しかった・・・・そして何より、ホットの紅茶があったんです。。。
スーパー暖かくなって、ゴールを目指します。

雨や坂・・・・色々な形で館山は逆襲をしてくるけど、なんだかやっぱり館山は暖かい。

毎回ライオンズのメガホンで応援してくれるおばさまもいる。
いつも鍋を鳴らしているおばさまにも元気を頂ける。。

今月(1月)はもう400kmも走った。結構楽しみつつも修行だった。
もちろん一人で走るのも楽しいけど、ひたすら黙々と走る感じ。
こんなに応援されて、「ありがとう!!」とか言いながら走れる大会ってやっぱ楽しいなぁ・・・。

そんなで市街地へ戻り「あと○○km」の表示も出て、応援がより賑やかに!!!

・・・・今年の箱根駅伝で僕が一番感動したシーンは、青山学院がゴールした後、二位の東洋大学の酒井監督が「ひるまず前へ!一秒を削り出す走りを!!(だったと思う)」とアンカーの選手に檄を飛ばすとアンカーの選手もそれに応えるラストスパートをするシーンだったのですが、、、だってすごいです。ほぼ二位決定なのに。あげてももう一位はゴール済みで三位は離れているのに。

彼ら選手にとってのゴールは目の前のゴールだけではないんだな・・・・と思うとなんかすごく感動したんですよねぇ。

で、奥さんに酒井監督よろしく、「さぁ!ここから一秒を削り出すぞ!!」と檄を飛ばしたら・・・・

超加速して行ってしまいました(;^_^A

ヒーヒー言って追いついて、ついにゴールが見える直線でさらにゴールスプリント対決!!

奥さん、先着・・・・・!!!!

なんかあいつどんどん強くなっているな・・・・!!

僕はヘロヘロですが(;^_^A

今回も、最高に楽しい館山若潮マラソンでした♪
ありがとうございました!!

・・・・一応、タイムも予定通り、4時間半を切ってゴール出来ました(「余裕を持って」かどうかは自信がないですが(;^_^A)♪

第38回館山若潮マラソン 最終話 逆襲の館山 ~最高に楽しかった~ 完
nice!(8)  コメント(4) 

第38回館山若潮マラソン 第一話「漫画ネタの通じない奥さん」 [館山若潮マラソン]

(奥さん)ねぇ、明日はどんな格好で行く?

(僕)そりゃこないだ逆襲のシャア見たから、「赤い彗星」コーデで行くよ。
※赤い彗星コーデ・・・ユニクロの赤のポケッタブルパーカと赤のOnクラウドを合わせたなんとも適当なコーディネイト。ちなみにハーパンは紺のノースフェイス迷彩。

(奥さん)はぁ?赤い彗星?

(僕)だからぁ・・・・。

こないだ散々、逆襲のシャアを見ている時に名言からキャラクターについてなどいらぬ解説をしたのに、、、、(;^_^A

そんなひと月前の「Breaking3:45」を掲げた湘南国際マラソンとは程遠いゆるーい雰囲気で準備をして、朝4時過ぎに出発し、8時過ぎには会場入り♪

スタート前に、ブースのお買い得価格のメダリストジェルを買い込み、適当に過ごしているともうスタート30分前に!!

レジャーシートを広げて寛いでいた近くにドラゴンボールの仮装ランナーの集団がいて、それもうちの奥さんは悟空しかわからない体たらく。

「あれは?」

「ベジータだよ!!サイヤ人の王子っすわ。」

こんな繰り返し(笑)

ちなみに魔人ブウはかわいいから好きだそうです(笑)

そんなで、整列します。。。。

この日は「ウルトラマラソンに向けての足作り」の為、4時間半~5時間の所に並びます。。。
だいたいこれくらいのタイムで100kmウルトラの時は「余裕を持って」通過出来ればなぁといつも思ってますが「余裕を持って」通過出来たことは未だありません(;^_^A

ついにスタート時刻を迎え、ゆるゆるとスタート!!

さぁ、館山の旅の始まりです。

スタートしてすぐに、寒さのせいか尿意が。。くそうあんなにトイレ行ったのに。

とりあえず10km当たりの第一関門まで我慢・・・・と思いますが、どんどん右肩上がりに増していく尿意!

ついに6kmあたりで耐えられなくなり、トイレを探しダッシュ!!

奥さんとは第一関門で待ち合わせして先に走ります。
適当な公衆トイレにピットインして、放流します~♪
ようやくスッキリして、一時は脳内シェア90%を誇ったトイレ問題を片付け進んでいきます♪

そして第一関門では、クリームパンをほおばりつつ奥さんが待っているのに若干イラッとし(僕は小麦製品を食べると喘息出るため食べれません(;^_^A)、そんな四畳半の心を如何なく発揮して二人で再スタートします(笑)

そうか、、、クリームパンのない館山若潮マラソン。こんな感じなのか。

石川雄洋選手のいないベイスターズの一軍ベンチ。
炭酸の抜けたコーラ。
最近の朝やっているドラゴンボールですっかり丸くなったベジータ様。
母校の出ていない箱根駅伝。


・・・・。

とにかく、物足りない、さみしい感じでした(笑)

まぁでも、こればっかりは体質だし、これを食べないおかげで吸入薬とか喘息症状にも悩まされず走れてるんだし!!

僕史史上最強の強がりで「俺の分も食ってくれ」と奥さんに告げて走っていきます。
※ちなみに奥さんは6個、この日クリームパンを食べたそうです(;^_^A

そんな脳内妄想と賑やかな応援にキャッキャしつつ、フラワーラインの手前ではランスマでおなじみの金さんに遭遇!!

いつもテレビで見ている方が目の前に!!感激でした♪

走っている時にも関わらず握手して頂き、、、、ありがとうございました♪

なんだかんだ15km位来たけど、なんだかすげぇ体軽い!

これはもしかして初の「余裕を持って」完走もあるか!?

・・・・などと思ったのは、間違いであると速攻で告げられた後半戦!

毎度おなじみの館山の坂、そして今回最大・最強の敵となった寒さ。

後半戦はまさかの下ネタ(本ブログ初!?)からゴールスプリント対決まで!?

第38回館山若潮マラソン 最終話「逆襲の館山 ~最高に楽しかった」に続く・・・。


nice!(7)  コメント(4) 
前の10件 | - 館山若潮マラソン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。