2018年野辺山ウルトラマラソン 第三話「すべてはこの時の為に」 [野辺山ウルトラマラソン]
八峰の湯エイドで座って景色を眺めながら補給をしつつ(ここから見る景色は最高です)、水で濡らしたジプシーカバーを被って、50kmの小海公民館に向けてスタートします!
少し暑さを感じますが、去年と比べたら、マシなもんです。
もっと言えば先日の富士五湖のが暑く感じました。。
この日は、気温があまり上がらないということだったので、チリーパッドはザックに入れませんでした。ジプシーカバーを濡らして頭と首を冷やすので十分と判断しました。。
途中途中で暑さを感じたら、先日買ったフラスクに入れた水で口を漱いだり、頭にチョロチョロかけて進んで行きます。。
下りで快調に進んで行くのですが、どうもハムが23kmあたりからよからぬ兆候を出してきています。
あ、「攣りそう」ってやつです(;^_^A
途中、公衆トイレの所でトイレに並ぶ際に、この日二つ目の芍薬甘草湯を投入!
とっても快調に走っていましたが途中踏切に引っかかり休憩。
結構長く待ちましたが、座ってゆっくり出来たので良しとします♪
それにしても小海線・・・・しぶい。
いつも野辺山に出る際、、、、と、いうか他の大会でも単調なロードだったり、ずっと先が見渡せる所で集中力が切れてしまう弱点があって、そこを補強出来ないか、ということでこの半年間、通勤ランであえて遠回りして国道を延々と5km南下するコースとか、10km134号線を延々と走るコースとかを走ってきました。
ゆっくりペースでしか走ってこなかったことで謎の心肺劣化を引き起こしましたが、このあたりから滝見の湯までは本当、この単調コース通勤ランが効きました♪
このへんで「42km前とは走りが別人じゃないの?よかったじゃん!どーしたの?」と奥さんからの野次が飛んできます。
後ろは振り返りませんが、声のトーン的に、安心しているご様子でした(;^_^A
・・・・だから、これは想定通りなんだって。行くよ行くよ!!
50kmの関門も無事到着!
ここは楽しいそばエイドなんですが、僕は小麦アレルギーで食べれない(そばも十割そば以外は小麦が使われているそうです)ので、そそくさとエイドを後にして行きます。
ここから59kmの折り返しまではゆるやかに登るゾーン。
無理な所は歩きますが、基本がんばって走ります。。
去年よりマシとはいえ、暑さも少し感じたり、疲労も感じたりするもののなんとか進んでいけています。
この辺の、暑さや疲れや単調さや、、、そういったものへの対応方法の調査や鍛錬は本当色々調べてこの一年、やってきました。望んだレベルまで引き上げることはできなかったものの、成果は出ていると感じつつ走っていけました♪
そしてついに59kmの折り返し地点到着!
水を被り体を冷やして、エイドのバナナ、持参のソイジョイとハッピーターン、粉飴ジェル、メダリストの粉を腹に入れ、速攻でリスタート!!
エイド滞在時間の短縮も本当に上手く行えています。
巡航速度が遅いので、本当エイド滞在時間の短縮は重要になってきます。
かといって、補給と体の冷却は疎かに出来ないので、、、、スピーディにスピーディに。
ここから、71kmの滝見の湯まではスライド区間で知り合いのランナーさんを探していたことと応援がありがたかったこと以外はあまり覚えていませんが、とにかく走りました!
「すべてはこの時の為に」と念じて走っていました。
ちなみにこの時奥さんは「ヤングマン」が脳内で無限エンドレスだったようで、後ろから「ねぇ、ヤングマンが脳内で止まらないんだけど」と言ってきて、笑わしてもらいました。
「追悼ランだな!」と返事してスタスタ走っていたのですが、今度は僕の脳内が「情熱の嵐」になってしまい・・・・静かだけど賑やかな脳内で走って行っておりました・・・!
話を戻して、この日の体調と(高地であることで心肺がいつもよりきつい)、反抗的になりつつ脚、、、を勘案すると馬越峠の登りと、90km地点以降の大きな登りは走ることが厳しい・・・・と判断を下していました。
それでも登りを走らないと間に合わないのであればトライしますが、おそらくスピードが出ないのに脚が攣るという事態に陥る可能性が高い、、、、ので、滝見の湯までのこの区間が勝負の区間と考えていました。
情熱の嵐・・・・のような完走に対する熱いパッションを持ちつつも、冷静に自分の状況を判断してゴールへ進んでいくことが要求されてきます。。
そんな中でも、ここは限られた資源(=走る力)を惜しまず投入する所だ!!
と、進んで行きます。。
スライド区間を終え、ゆるやかな登りを進み、時々歩いて、ついに、ついに、滝見の湯に着きました!!
滝見の湯に近づくにつれて、応援の方が増えてきて、賑やかになってくる感じ、大好きです♪
ほぼここまでは描いたギリ完走のシナリオ通り!
去年、リタイアを決めた場所を越えて、2016年大会以来の馬越峠!
最後の戦いに挑みます!
2018年野辺山ウルトラマラソン 最終話「1年と13時間55分位のゴール!」に続く。
少し暑さを感じますが、去年と比べたら、マシなもんです。
もっと言えば先日の富士五湖のが暑く感じました。。
この日は、気温があまり上がらないということだったので、チリーパッドはザックに入れませんでした。ジプシーカバーを濡らして頭と首を冷やすので十分と判断しました。。
途中途中で暑さを感じたら、先日買ったフラスクに入れた水で口を漱いだり、頭にチョロチョロかけて進んで行きます。。
下りで快調に進んで行くのですが、どうもハムが23kmあたりからよからぬ兆候を出してきています。
あ、「攣りそう」ってやつです(;^_^A
途中、公衆トイレの所でトイレに並ぶ際に、この日二つ目の芍薬甘草湯を投入!
とっても快調に走っていましたが途中踏切に引っかかり休憩。
結構長く待ちましたが、座ってゆっくり出来たので良しとします♪
それにしても小海線・・・・しぶい。
いつも野辺山に出る際、、、、と、いうか他の大会でも単調なロードだったり、ずっと先が見渡せる所で集中力が切れてしまう弱点があって、そこを補強出来ないか、ということでこの半年間、通勤ランであえて遠回りして国道を延々と5km南下するコースとか、10km134号線を延々と走るコースとかを走ってきました。
ゆっくりペースでしか走ってこなかったことで謎の心肺劣化を引き起こしましたが、このあたりから滝見の湯までは本当、この単調コース通勤ランが効きました♪
このへんで「42km前とは走りが別人じゃないの?よかったじゃん!どーしたの?」と奥さんからの野次が飛んできます。
後ろは振り返りませんが、声のトーン的に、安心しているご様子でした(;^_^A
・・・・だから、これは想定通りなんだって。行くよ行くよ!!
50kmの関門も無事到着!
ここは楽しいそばエイドなんですが、僕は小麦アレルギーで食べれない(そばも十割そば以外は小麦が使われているそうです)ので、そそくさとエイドを後にして行きます。
ここから59kmの折り返しまではゆるやかに登るゾーン。
無理な所は歩きますが、基本がんばって走ります。。
去年よりマシとはいえ、暑さも少し感じたり、疲労も感じたりするもののなんとか進んでいけています。
この辺の、暑さや疲れや単調さや、、、そういったものへの対応方法の調査や鍛錬は本当色々調べてこの一年、やってきました。望んだレベルまで引き上げることはできなかったものの、成果は出ていると感じつつ走っていけました♪
そしてついに59kmの折り返し地点到着!
水を被り体を冷やして、エイドのバナナ、持参のソイジョイとハッピーターン、粉飴ジェル、メダリストの粉を腹に入れ、速攻でリスタート!!
エイド滞在時間の短縮も本当に上手く行えています。
巡航速度が遅いので、本当エイド滞在時間の短縮は重要になってきます。
かといって、補給と体の冷却は疎かに出来ないので、、、、スピーディにスピーディに。
ここから、71kmの滝見の湯まではスライド区間で知り合いのランナーさんを探していたことと応援がありがたかったこと以外はあまり覚えていませんが、とにかく走りました!
「すべてはこの時の為に」と念じて走っていました。
ちなみにこの時奥さんは「ヤングマン」が脳内で無限エンドレスだったようで、後ろから「ねぇ、ヤングマンが脳内で止まらないんだけど」と言ってきて、笑わしてもらいました。
「追悼ランだな!」と返事してスタスタ走っていたのですが、今度は僕の脳内が「情熱の嵐」になってしまい・・・・静かだけど賑やかな脳内で走って行っておりました・・・!
話を戻して、この日の体調と(高地であることで心肺がいつもよりきつい)、反抗的になりつつ脚、、、を勘案すると馬越峠の登りと、90km地点以降の大きな登りは走ることが厳しい・・・・と判断を下していました。
それでも登りを走らないと間に合わないのであればトライしますが、おそらくスピードが出ないのに脚が攣るという事態に陥る可能性が高い、、、、ので、滝見の湯までのこの区間が勝負の区間と考えていました。
情熱の嵐・・・・のような完走に対する熱いパッションを持ちつつも、冷静に自分の状況を判断してゴールへ進んでいくことが要求されてきます。。
そんな中でも、ここは限られた資源(=走る力)を惜しまず投入する所だ!!
と、進んで行きます。。
スライド区間を終え、ゆるやかな登りを進み、時々歩いて、ついに、ついに、滝見の湯に着きました!!
滝見の湯に近づくにつれて、応援の方が増えてきて、賑やかになってくる感じ、大好きです♪
ほぼここまでは描いたギリ完走のシナリオ通り!
去年、リタイアを決めた場所を越えて、2016年大会以来の馬越峠!
最後の戦いに挑みます!
2018年野辺山ウルトラマラソン 最終話「1年と13時間55分位のゴール!」に続く。