第23回奥武蔵ウルトラマラソン 第1話「遅れてやってきたsurpass your limit」 [奥武蔵ウルトラマラソン]
日曜日のAM2時、スタートの5時間前。
奥武蔵ウルトラマラソンに出場する為、起床。
・・・・起床。ん?雨か・・・・
雨音が静かな夜には良く似合う・・・・ってオイ!
雨降っているじゃん・・・・・!!!
オクムで雨は雷雨だけかと思ったのに、そして勝手に「オクム=暑い・熱い」と思っていたのに。。
かくなるうえは・・・・雨だぁ!雨ランの用意だぁ!
慌ててビニール袋を切り、即席雨合羽を作り、かばんに入れ、靴下もタビオのレーシングランから、RLソックスのメリノウールに変更。
バタバタとマイカーで会場入り。
参加賞を頂き、代表の挨拶を聴いて、体操などしていると、もうスタート10分前。
それにしても、、、周囲の会話がおかしい。
挨拶していた方は「先日川の道フットレースを走って・・・・」とか言っていたし、周囲の人の会話も「いやあ、まだ野辺山の疲労が抜けてないんだけど、来週は飛騨高山・・・」とか、、、、、すごすぎ。
エイリアン対プレデターに巻き込まれた人々の気持ちが少しわかったスタート前。
そういえば、奥武蔵ウルトラマラソンを色々ネットで調べていたら、「ビキニ」とか「エイドがすげぇ」とかに紛れて、「変態祭り」というワードもあった。
「変態祭り」
・・・・僕は変態じゃない。
でも、ヤバイ会話をしているランナーさんの目がキラキラしてるんですよね。。。
大人で目がキラキラしている人は無条件でカッコいいと思う僕。
・・・・あれ、変態に憧れてる?
・・・・いやいや。
でも、変態ではない・・・はず。今も。そしてこれからも。
横の奥さんに「なぁ、周りの会話やばくない?やばい所にきてもうたよ!」と言ったけど、奥さんは屈強そうなランナーさんの筋肉に夢中。
そんなこんなで、あっと言う間にスタート!!!
よーし、19時までにはここに帰ってくるぞ~!!!!と奥さんとグータッチしてスタート。
のどかな田園地帯を走っていく。
コースマップによると、まずは「ふたこぶラクダ」。
登って~降りて~登って~降りて~みたいな。
道中、周囲のランナーさん同士は知り合いが多いのかお話をしながら走っているランナーさんが多い。
そして会話の内容は日本語のはずなんだけど、開会式の前に聞いたような完全に異国の言語だった。
何回奥さんと「ここにいる人達はヤバイ。すごすぎる」と目を合わせたか(笑)
砂利道の坂に来ると、何だか奥さんが上がってこない。
それどころか、なんかネガティブなオーラ出してる!!!
「まだ30kmまではアップだぞ~がんばれ~!走らなくていいからパワーウォーク!!」と偉そうに檄を飛ばす(たまにはいいですよね・・・・笑)。
・・・・でも僕もなんだかキツイ。
野辺山の後のランでも10kmまでしかしてないけど、9km位から野辺山で痙攣起こしたふくらはぎに違和感が少し出ていました。
でも、「疲労は抜けた」とこのブログでも書いたし、周囲にもそう言っていました。
言葉って大事だと思うので、とにかくネガティブなことは言わないようにしておりました。
しかし残念ながらその違和感は、奥武蔵の旅でもきっちり10km過ぎにやってきました。
下りで膝が痛む。走れないほどではないけど痛む。
・・・・あと、68kmあるんですけど。。。
・・・・マジか・・・・・。
「surpass your limit」と書いた今年の野辺山Tシャツを着たランナーさんが前を行く。
「surpass your limit」ってか・・・・・。
surpass your limitする上で、「気合を入れる」以外に痛みの出た自分の走りを修正するために氷砂糖を食べつつチェック。
骨盤起きてる?肩甲骨と連動してる?ストライドでかすぎない?地面蹴ってない?接地は重心の下に来てる?
・・・通勤ランでなんちゃって裸足デビューを途中500m限定で時々してますが、上記が厳守できないと速攻で走れなくなります。
今は、シューズを履いているけど、そのチェック項目をすべてクリアしないとこの旅は楽しめない感じです。
このチェック項目をクリアしないと、どうやらこの日の僕の左足の機嫌はとたんに悪くなることがわかりました。
それがわかれば、そこを修正しつつ道中を進むのみ!
そんな僕のじゃじゃ馬左足先生と進んでいく道中はまさに絶景付き大食いグルメツアー。
きれいな景色と、ごはん!ありがたや~♪
だいたい3kmおきにあるエイドの飲み物もすごい豊富で果物もいっぱい。
この日はバナナとオレンジが美味しかった・・・♪おにぎりも何個食べたか♪
野辺山で100kmザックの中で揺られていた「一本満足」も前述の「ふたこぶラクダ」ゾーンの歩きの時にバクバク。
そんなこんなで進んできて、お腹も満たされた状態なのに、なぜか食欲をそそる焼き鳥のにおいが・・・・
なんで、こんな峠道に焼き鳥の匂いが?
・・・と思ったら「焼き鳥エイド」でした(笑)すげぇ・・・・。
この焼き鳥エイドの焼き鳥、美味しかったです♪幸せだぁ・・・♪
奥さんはノンアルコールビールまで片手に持ってるし。
僕は、アルコール弱いので念のため遠慮しておきましたが・・・(以前にノンアルコールのはずなのに気持ちよくなってしまったことがありました(笑))
焼き鳥に大満足で、次は絶景ポイント満載であろうコース最高点の折り返しを目指して焼き鳥エイドを後にするのでした・・・・。
第2話につづく・・・・
奥武蔵ウルトラマラソンに出場する為、起床。
・・・・起床。ん?雨か・・・・
雨音が静かな夜には良く似合う・・・・ってオイ!
雨降っているじゃん・・・・・!!!
オクムで雨は雷雨だけかと思ったのに、そして勝手に「オクム=暑い・熱い」と思っていたのに。。
かくなるうえは・・・・雨だぁ!雨ランの用意だぁ!
慌ててビニール袋を切り、即席雨合羽を作り、かばんに入れ、靴下もタビオのレーシングランから、RLソックスのメリノウールに変更。
バタバタとマイカーで会場入り。
参加賞を頂き、代表の挨拶を聴いて、体操などしていると、もうスタート10分前。
それにしても、、、周囲の会話がおかしい。
挨拶していた方は「先日川の道フットレースを走って・・・・」とか言っていたし、周囲の人の会話も「いやあ、まだ野辺山の疲労が抜けてないんだけど、来週は飛騨高山・・・」とか、、、、、すごすぎ。
エイリアン対プレデターに巻き込まれた人々の気持ちが少しわかったスタート前。
そういえば、奥武蔵ウルトラマラソンを色々ネットで調べていたら、「ビキニ」とか「エイドがすげぇ」とかに紛れて、「変態祭り」というワードもあった。
「変態祭り」
・・・・僕は変態じゃない。
でも、ヤバイ会話をしているランナーさんの目がキラキラしてるんですよね。。。
大人で目がキラキラしている人は無条件でカッコいいと思う僕。
・・・・あれ、変態に憧れてる?
・・・・いやいや。
でも、変態ではない・・・はず。今も。そしてこれからも。
横の奥さんに「なぁ、周りの会話やばくない?やばい所にきてもうたよ!」と言ったけど、奥さんは屈強そうなランナーさんの筋肉に夢中。
そんなこんなで、あっと言う間にスタート!!!
よーし、19時までにはここに帰ってくるぞ~!!!!と奥さんとグータッチしてスタート。
のどかな田園地帯を走っていく。
コースマップによると、まずは「ふたこぶラクダ」。
登って~降りて~登って~降りて~みたいな。
道中、周囲のランナーさん同士は知り合いが多いのかお話をしながら走っているランナーさんが多い。
そして会話の内容は日本語のはずなんだけど、開会式の前に聞いたような完全に異国の言語だった。
何回奥さんと「ここにいる人達はヤバイ。すごすぎる」と目を合わせたか(笑)
砂利道の坂に来ると、何だか奥さんが上がってこない。
それどころか、なんかネガティブなオーラ出してる!!!
「まだ30kmまではアップだぞ~がんばれ~!走らなくていいからパワーウォーク!!」と偉そうに檄を飛ばす(たまにはいいですよね・・・・笑)。
・・・・でも僕もなんだかキツイ。
野辺山の後のランでも10kmまでしかしてないけど、9km位から野辺山で痙攣起こしたふくらはぎに違和感が少し出ていました。
でも、「疲労は抜けた」とこのブログでも書いたし、周囲にもそう言っていました。
言葉って大事だと思うので、とにかくネガティブなことは言わないようにしておりました。
しかし残念ながらその違和感は、奥武蔵の旅でもきっちり10km過ぎにやってきました。
下りで膝が痛む。走れないほどではないけど痛む。
・・・・あと、68kmあるんですけど。。。
・・・・マジか・・・・・。
「surpass your limit」と書いた今年の野辺山Tシャツを着たランナーさんが前を行く。
「surpass your limit」ってか・・・・・。
surpass your limitする上で、「気合を入れる」以外に痛みの出た自分の走りを修正するために氷砂糖を食べつつチェック。
骨盤起きてる?肩甲骨と連動してる?ストライドでかすぎない?地面蹴ってない?接地は重心の下に来てる?
・・・通勤ランでなんちゃって裸足デビューを途中500m限定で時々してますが、上記が厳守できないと速攻で走れなくなります。
今は、シューズを履いているけど、そのチェック項目をすべてクリアしないとこの旅は楽しめない感じです。
このチェック項目をクリアしないと、どうやらこの日の僕の左足の機嫌はとたんに悪くなることがわかりました。
それがわかれば、そこを修正しつつ道中を進むのみ!
そんな僕のじゃじゃ馬左足先生と進んでいく道中はまさに絶景付き大食いグルメツアー。
きれいな景色と、ごはん!ありがたや~♪
だいたい3kmおきにあるエイドの飲み物もすごい豊富で果物もいっぱい。
この日はバナナとオレンジが美味しかった・・・♪おにぎりも何個食べたか♪
野辺山で100kmザックの中で揺られていた「一本満足」も前述の「ふたこぶラクダ」ゾーンの歩きの時にバクバク。
そんなこんなで進んできて、お腹も満たされた状態なのに、なぜか食欲をそそる焼き鳥のにおいが・・・・
なんで、こんな峠道に焼き鳥の匂いが?
・・・と思ったら「焼き鳥エイド」でした(笑)すげぇ・・・・。
この焼き鳥エイドの焼き鳥、美味しかったです♪幸せだぁ・・・♪
奥さんはノンアルコールビールまで片手に持ってるし。
僕は、アルコール弱いので念のため遠慮しておきましたが・・・(以前にノンアルコールのはずなのに気持ちよくなってしまったことがありました(笑))
焼き鳥に大満足で、次は絶景ポイント満載であろうコース最高点の折り返しを目指して焼き鳥エイドを後にするのでした・・・・。
第2話につづく・・・・
2016-06-07 15:40
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コメント(2)
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野辺山からオクムだったんですか(゜ロ゜;
ということは、立派なへ○たいさんなんですね!
ユガテASの焼き鳥の旨さは最高でした(^^)b
by ろっし (2016-06-08 07:30)
>ろっしさん
そうなんですよ~!ちょっとノリでエントリーしてしまいました(笑)
hen○aiさんの称号はまだまだです(笑)
あの焼き鳥は美味しかったですね~。
ごはんが何倍にも美味しくなるのは、ランニングの魅力の一つですよね♪
by こばすけ (2016-06-08 18:09)