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古河はなももマラソン 成功or破滅へのカウントダウン 最終話 [古河はなももマラソン]

ハーフまではそんなこんなでタイム的には順調。

25km地点で、左ハムさんが痙攣を起こし始める。

この時点で弾切れの様相を呈している僕のポーチには芍薬甘草湯のみ。

しかし!・・・・開けられない。口を使うも開けられない。。

痙攣を抑えつつ、開けられなかった芍薬甘草湯を握りしめ、次のエイドまで走る。

なんかかばって走ってたら股関節さんまで俺に牙をむいてきた。。。。

ああああ・・・・・この抜けそうな感じ・・・・と思ったら左ハムさんが・・・・攣った(笑)

ついに止まり、ストレッチをしていると奥さんに抜かれる・・・・バイなら奥さん。

もうここからはとにかく自分の弱さを知った。

「逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ・・・・・」
ってもう碇シンジ君状態。

なんとかよろよろエイドへたどりつき、ボランティアの方に芍薬甘草湯を開けて頂きようやく飲む。
ありがとうございました。。

本当これ効くわ・・・・!これのおかげでテニス時代は何度救われたか・・・・
そして時を超えてスポーツが変わってもこの効果!ありがたやありがたや。

この辺のシンジ君状態になっていた僕にとって応援の方たちとのやりとりと暖かいスープとコーヒーは救われました♪

応援の方「ほらほら!笑う余裕あるならちゃんと走って!」
僕「ここからいきますよ~!!」

なんだかんだ、応援の方とのやりとりとか、エイドの方とお話しするのは本当に楽しい。

そんなこんなで35km地点。もうサブフォーはあかん感じ。

確かこの当たりでしみチョココーン(だっけか?)エイドがあって、むちゃくちゃ頂いてしまった・・・!
手についたチョコまでなめて走る意地汚さ。
なんでこんなに食うことに夢中なのか。
普通走ることに夢中になるべきなのでは?とか、色々思ったけど、走るためのバカ食いなのだということにする。

そんなこんなでトボトボ走り、歩き、ついにラスト3km。

このあたりで、何故かこのままではいけないと思い直し、走り出す。

走りながら、我に問う。

「これ出来るなら、もっと粘れなかった?」

そんなこんなでついにゴール!!!

つら楽しい、そんなフルマラソンでした♪

サブフォー逃した原因を分析すると寒いとか、補給に失敗とか手袋してないとか前半突っ込みすぎとか、色々あるけど、一番やっかいなのは内なるネガティブな自分なのだ・・・ということを噛みしめながらのゴールをするのでした。

応援・ボランティアの方々、大会運営にかかわったすべての皆様、ありがとうございました!!

そして帰り、奥さんに抜かれた後どんな感じだったかを話していると・・・・

僕「いや~抜かれた後はずっと「逃げちゃだめだ×3」で碇シンジ君状態で、最後は初号機暴走モードだったね」
奥さん「へ?」
僕「エヴァ見たことないの?」
奥さん「ない!知らん!」
僕「・・・・・orz」

そうだ・・・・この人漫画とかアニメ見ないんだった・・・・。

僕「ま、とにかく逃げずにそれなりにやったんすよ、あはっはあははは」

そんなこんなで古河から地元まで、電車に揺られて帰るのでありました。。

次のかすみがうらマラソンは、初めて夫婦揃って走ってみようと思います。
奥さんにケツ蹴られないようにがんばります♪

・・・・古河はなももマラソン 成功or破滅へのカウントダウン おしまい。

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